愛犬の体型管理に関する調査結果
最近、愛犬の健康管理が重要視されていますが、中でも肥満対策は飼い主にとって大きな関心事となっています。今回は、株式会社エイトが実施した「犬の肥満」に関する全国の飼い主400人を対象にしたアンケート結果を紹介します。
主な調査結果
今回の調査によると、約53%の飼い主が愛犬の体型を「ちょうど良い」と感じている一方で、20%が「やや太り気味」と回答しました。全体的に飼い主たちの85%が「ちょうど良い」か「やや痩せ気味」「やや太り気味」と考えており、大きな体型の問題を抱える飼い主は少数派であることがわかります。
体型管理に対する意識
調査参加者の多くが何らかの方法で体型管理をしていることが示されました。
- - 体重を計測しているが記録はしていない:42%
- - あまり管理していない:28%
- - 体重を計測し記録している:26%
- - 全く管理していない:4%
特に、体重を計測しているが記録していない飼い主が多く、これには目視での判断が影響しているようです。最近では愛犬の体型管理アプリも増えており、記録を簡単に行える環境が整いつつあります。
愛犬の肥満リスクに対する意識
また、犬の肥満に対する意識は高いことがわかります。約76%が「ある程度気にしている」または「非常に気にしている」と回答しています。肥満やそれに伴う病気のリスクを多くの飼い主が理解している結果です。
食事と運動の管理
犬の食事については、市販のドライフード(323人)やウェットフード(230人)を与えることが一般的であり、おやつも210人が与えています。手作りの食事を実施している飼い主は約1割でした。
さらに、ドッグフードの量に関しても、約39%の飼い主がパッケージの目安量を参考にして計量し与えています。
運動については、45%の飼い主が「毎日運動している」と回答し、週5〜6日の運動を行っている人も多く見受けられます。犬の運動量は、特に小型犬の場合、30分〜1時間の範囲で行うことが一般的です。
サプリメントと今後の取り組み
犬のダイエット目的でサプリメントを与えたことがあると答えた飼い主は11%と少数派ですが、「検討している」との回答が31%を占めており、ニーズは見込めそうです。
今後の取り組みとしては、肥満対策用のドッグフードを与えることが希望され、運動量を増やす意向も高まっています。
まとめ
愛犬の健康管理は飼い主にとって重要な責務です。今回の調査結果から、愛犬の体型管理に対する意識が高まっていることが分かりました。体型管理は適切な食事と運動が欠かせません。飼い主自身も体調管理に気を配りながら、愛犬の健康を見守っていきたいものです。