最新の化粧品研究を探る！『Cosmetic Science』第3号発刊のお知らせ

最新号のご紹介

株式会社ソフィアリンクスが発行する化粧品研究専門誌「Cosmetic Science」から、2024年10月号が10月15日に発刊されました。本号の特集は「化粧品安全性評価の歴史と今後」と題され、化粧品の安全に関する多様な論文が掲載されています。これにより、化粧品業界の最新の研究成果やトレンドを知ることができます。

特集内容

今回の特集には、以下の論文が含まれています：
1. 化粧品の安全性 ―過去、現在、未来
著者：日本化粧品工業会の畑尾正人さん、山口雅彦さん、廣田衛彦さん、原田房枝さんによるものです。この論文では、化粧品安全性の歴史的背景とその進化を探ります。

2. 日本における化粧品製品安全性試験の歴史
株式会社資生堂の松尾牧恵さんと北垣雅人さんが執筆したこちらの論文では、日本における化粧品安全性試験の進展について解説しています。

3. SSCI-Netの活動―この10年のアレルゲンの推移
一般社団法人SSCI-Netの松永佳世子さんと杉山真理子さんによる研究は、アレルゲンに関する最新のデータとその動向を考察しています。

4. 化粧品安全性評価受託試験の動向
株式会社マツモト交商の逸見敬弘さんが書いたこの論文は、受託試験の最新の動向を分析しています。

5. 美しさの裏側：化粧品による健康被害の実際と対策
藤田医科大学の矢上晶子さんによって、美容と健康の関連に関する実態とその対策が詳細に記されています。

6. 動物実験代替法の歴史
山陽小野田市立山口東京理科大学の小島肇さんが執筆したこの論文では、動物実験に代わる方法の発展について述べています。

7. パッチテストを通じて考える化粧品の安全性について
稲田堤ひふ科クリニックの関東裕美さんによるこの研究では、パッチテストの重要性が語られます。

8. 中国化粧品登録届出申請用の効能評価の現場で経験する注意点について
DRC株式会社の本多達也さんが提供する情報は、中国市場における化粧品の登録にかかる注意事項に焦点を当てています。

産学連携と連載企画

今号には、産学連携のレポート「一丸ファルコス × 岐阜大学」や、最新のグローバルな美容トレンドを扱った「GLOBAL BEAUTY INSIGHT」など、幅広い内容が満載です。また、日本の化粧品産業の動向を見つめ直す「クローズアップ Cosme industry」や、アジア各国の化粧品規制について触れる「化粧品規制 information」も見逃せません。