日・サウジ連携座談会の概要
2026年6月23日、東京・港区に本社を置く株式会社ウフルが教育テック大学院大学と共催で、「日・サウジ連携座談会」を開催しました。このイベントは、大阪・関西万博と2030年リヤド万博を視野に入れ、日本とサウジアラビアの新たな協力の可能性を探る少人数の勉強会形式で実施されました。
イベントの開催背景
開会の挨拶としてウフルのCEO、園田崇史氏は、このイベントが一次的なものではなく、官民の関係者同士が継続的に情報交換や交流ができる場を目指して企画されたことを強調しました。ウフルはサウジアラビア国立研究機関や大阪・関西万博でのイベントを通じて、観光や文化、エンターテインメント分野での両国の連携を深める努力を重ねてきました。
サウジアラビアの国家戦略「サウジ・ビジョン 2030」
経済産業省から招かれた後藤佐都氏は、サウジアラビアの「サウジ・ビジョン 2030」や、両国が協力して進める「日・サウジ・ビジョン2030」の取り組みを紹介しました。このビジョンでは、観光業やAI分野、さらにはスマートシティの発展が重要な柱として位置づけられており、日サウジ間での広範な協力が進んでいることが分かりました。また、リヤド万博が世界に向けたサウジアラビアの戦略発信の場であることも強調されました。
パネルディスカッションと質疑応答
続いて、大阪・関西万博におけるサウジアラビア館の通訳を行っていた稲垣ヴィエラ氏が、現場での経験に基づく実務的な視点を共有しました。稲垣氏は、日本企業がサウジアラビアで成功するためには、文化や価値観を理解し、サウジの国家ビジョンに則った提案を行うことの重要性を説きました。参加者同士の活発な質疑応答では、サウジアラビア市場への進出や、AI技術の活用、リヤド万博の参加方法について多くの意見が交わされました。
ネットワーキングの場
イベント後のネットワーキングでは、業界を超えた参加者同士が意見交換をする貴重な場となり、未来のビジネス協力の可能性が探られました。ウフルは既にサウジアラビアとのネットワーク構築を進めており、2023年には「FII Institute」にも加盟。彼らはリヤド万博や観光、エンターテインメント分野におけるデータ・AIの活用に向けて、現地の関係者との対話を続けています。
ウフルは、2030年のリヤド万博を見据え、さまざまな業界のデジタルトランスフォーメーションを支援し、サウジアラビア市場での新たなビジネス機会を開拓していく予定です。これからの連携や新しい価値創出に向けて、さらなる取り組みが期待されます。
株式会社ウフルについて
ウフルは、『テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る』という理念のもと、企業や社会のDX推進に取り組んでいます。カスタマイズ可能なソリューションを通じて、企業活動を超えた地域と産業のDXを実現し、学び続ける社会の実現を目指しています。