未来のデザインを体験する「視点の拡張譜」展が開催決定！

未来のデザインを探る展覧会「視点の拡張譜」

2025年の春、東京都千代田区のGOOD DESIGN Marunouchiで「視点の拡張譜-未来に響くデザインの記録」という展覧会が開催されます。このイベントは、株式会社博展が運営する「サステナブル・ブランドジャパン」と公益財団法人日本デザイン振興会の協力のもと、3月7日から20日までの期間にわたって行われます。

目的と背景

近年、社会は複雑化しており、さまざまな課題が私たちを取り巻いています。その中で、デザインは新しい視点や手法を必要とされており、イノベーションやブレイクスルーを可能にするための多様なアプローチが求められています。本展覧会では、新たな素材や資源の発見、循環を意識した製作プロセス、持続可能な社会を支える仕組み、さらには地域コミュニティとの連携で生まれたデザイン事例を展開します。これを通じて、未来への可能性を探ります。

展示される内容

参加者は、様々な新しい取り組みやデザインの具体例を目の前にすることができます。例えば、愛知ドビー株式会社が提案する「環境に優しい循環型リサイクルプログラム」があり、使用する側にも生産する側にも配慮した内容となっています。また、株式会社アシックスが制作した「リサイクル可能なランニングシューズ」や、バイオ炭を活用したデザイン事例など、多様なコンテンツが盛り込まれます。

他にも、制作の過程で生まれる新素材などが多数展示され、未来のデザインがどうあるべきかを示すインスピレーションを与えてくれます。特に、「空気を不要にするブリヂストンの次世代タイヤ」や、「菌糸が生む未来の上質—キノコの皮KINOLI®」など、未来的な視点からの設計が注目されます。