アララが新たなメール配信機能「テキストパート自動反映機能」を導入

アララがメール配信サービスに新機能を追加

アララ株式会社は、2025年3月31日にそのメール配信サービス「アララメッセージ」に新機能「テキストパート自動反映機能」をリリースしました。この機能は、ユーザーがHTMLパートに入力したコンテンツを生成AIが自動的に読み取ってテキストパートに反映するというもので、メール配信の効率性を大幅に向上させることを目指しています。

テキストパート自動反映機能の特徴

「テキストパート自動反映機能」は、HTMLメールを作成する際の手間を省くためのものです。これまでは、HTMLメールとテキストメールの両方を用意する必要がありましたが、この新機能を使えば、HTMLの内容をボタン一つでテキスト化し、そのままメール配信に活用できるのです。これにより、ユーザーは送信先の受信環境に応じて最適なメール形式を選択できるようになり、潜在的な読者との接触機会を逃すことが減ります。

メルマガ送信者の悩みを解消

アララの調査結果によれば、メルマガ受信者の中で約52%が仕事用、42%がプライベート用としてテキストメールを利用していることが明らかになりました。しかし、メールの送信者の約35%はHTML形式のみでメルマガを配信しているため、受信者との間に顕著なギャップが存在しています。このギャップがあるため、HTMLメールのみの送信では受信者に適切に届かない危険性も指摘されていました。テキストパート自動反映機能を利用することで、送信者はこの問題を簡単に解決できることになります。

ユーザーの手を煩わせずに機会損失を回避

この機能を利用することで、ユーザーは従来の手作業を大幅に減らし、業務の効率化を実現できます。これまでHTMLのみでの配信を行っていたユーザーも、この機能によって簡単にテキストメールを作成できるようになります。そして、今まで以上に幅広い受け手に情報を届けられるという利点もあります。

アララメッセージの機能チーム

アララメッセージは、法人向けのメール配信サービスであり、大量かつ迅速な配信、さらには配信の到達性を重視しています。API連携により、企業におけるさまざまな通知系メールや、EC事業者などでのメルマガ配信にも利用されており、マーケティング活動をサポートしています。また、HTML作成の簡易化を図る「HTML簡単モード」や、効果測定機能に加えて、生成AIを駆使した「AIメール件名提案機能」も備えており、マーケターの負担を軽減することにも貢献しています。