SBI VCトレードが国内初のステーブルコイン取扱いを開始します

SBI VCトレードが国内初のステーブルコイン取扱いを発表

2025年3月4日、SBIホールディングス株式会社の連結子会社であるSBI VCトレード株式会社が国内初のステーブルコイン「USDC」の取扱いが可能となる「電子決済手段等取引業者」の登録を完了しました。この登録は、資金決済に関する法律及び銀行法に基づいたもので、国内における電子決済手段の流通を進めるものです。

ステーブルコインとは？

ステーブルコインとは、法定通貨や他の資産に裏付けられたデジタル通貨で、特に米ドルなどとの交換レートが安定していることが特徴です。USDCは、1米ドルに対して1USDCという形で固定され、流動性の高い現金や現金同等資産によって裏付けられています。このことから、ユーザーにとっては信頼性の高い選択肢になりつつあります。

SBIとCircle社の提携

SBIホールディングスは、2023年11月に米国のCircle Internet Financial社と業務提携に関する基本合意書を締結しました。この提携によって、USDCの取扱いがスムーズに行えるようになります。具体的には、SBI VCトレードが提供するプラットフォームを通じて、2025年3月12日から限定的にUSDCを使用したベータ版サービスがスタートします。このサービスにより、デジタル米ドルへのアクセスがより手軽に行えるようになり、さまざまな電子決済を実現することが期待されています。

3つのライセンスを保有

SBI VCトレードは、今回の「電子決済手段等取引業者」登録により、暗号資産交換業や第一種金融商品取引業と合わせて、合計3つのライセンスを保有することとなります。このライセンスの組み合わせにより、新たな暗号資産やステーブルコインに関連するサービスの提供が可能になり、独自性と優位性を活かしたサービスが実現されるでしょう。

顧客中心主義の実現へ

SBIグループでは、「顧客中心主義」を掲げており、今後もお客さま視点でのサービス提供を目指します。デジタル経済の進化に伴い、ステーブルコインUSDCを通じて、より効率的かつ使いやすい電子決済手段を提供することで、顧客満足度を高めていく考えです。

注意点について

暗号資産や電子決済手段を利用する際は、法定通貨とは異なるリスクが伴います。価値の変動や取引の記録に関する問題が生じる可能性があるため、慎重な取引が求められます。また、正確な取引内容を理解した上で、利用するように注意喚起がされています。サービスを利用する際は、関連する約款や説明書をよく読み、自身の判断で取引を行うことが大切です。

この機会に、進化したデジタル経済に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか？

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