XLARGEとX-girlが贈る「LEGACY POP UP STORE」がLAで開催

XLARGE × X-girl「LEGACY POP UP STORE」

ストリートファッションの代表的ブランドである「XLARGE（エクストララージ）」と「X-girl（エックスガール）」が、ロサンゼルスのコリアタウンで特別なポップアップイベント「LEGACY POP UP STORE」を開催しました。開催期間は、XLARGEが2025年8月1日から24日、X-girlが8月15日から同日までです。

このイベントでは、ブランドの象徴とも言える「レガシーアイテム」が並ぶ中、XLARGEとX-girlそれぞれのアーカイブアイテム、新作も展示・販売されました。両ブランドは、ロサンゼルスのカルチャーと強い結びつきを持ち、参加者はその歴史と現代の融合した世界観を体感できる貴重な機会となっています。

ローンチパーティーの盛況

8月1日には特別なローンチパーティーが行われ、シンガーソングライターの大門弥生さんがスペシャルゲストとして登場しました。多くのブランド関係者やXLARGEのファンが参集し、LAストリートカルチャーと共に歩んできたXLARGEの「レガシー」が感じられる瞬間となりました。

会場には、ブランドの共同創設者であるEli Bonerzや、初期デザイナーのSteve Knezevich、2000年代のアートディレクターRory Wilsonといった重要な人物も参加し、ブランドの歴史に名を刻んだ面々の姿がありました。

X-girlの参加

8月15日からは、X-girlも参加する形で、さらに盛り上がりを見せます。このブランドは、1994年にソニック・ユースのキム・ゴードンとその友人、デイジー・ウォン・ファースによって設立されたレディースブランドで、XLARGEと同じくLAに深いルーツを持っています。

X-girlの代表的アイテムやアーカイブアイテムも展示され、両ブランドの歴史を一緒に感じられる貴重な空間が展開されています。

会場では、アーティストKenny Scharfによるカーパーツアートや、両ブランドの歴史を辿るポスターが展示され、来場者の興味を引いています。

限定商品の魅力

さらに、X-girlはこのイベントのために制作した限定の「Poster Collection」も発表しました。ロサンゼルスでハンドスクリーンプリントされたこれらのポスターは、不完全さを残し、リアルでラフな質感が特徴です。これにより、来場者はブランドの過去と未来を飽きずに楽しむことができるでしょう。

音楽と食のフィーバー

当日は音楽のプレイリストも多岐にわたり、Sonic YouthやMissing Personsなどのガールズパンクやダンスクラシックが流れる中、遊び心溢れるデカールやピアノ、フーズボール台などが会場を彩りました。ドリンクやフードを楽しみながら、来場者は新作商品やアーカイブアイテムを手に取ることができ、終始盛況のうちに進行されました。

また、X-girlのオリジナルデザイナーの一人、Steve Knezevichが娘と共に来場するなど、感慨深い瞬間もあり、ブランドの原点と未来をつなぐ象徴的な場となりました。

XLARGEとX-girlの歴史

XLARGEは1991年に誕生し、ストリートファッションの革新者として知られています。「普段着ではなくファッションとして実用性のあるウェア」という視点で、音楽、アート、スケートボードなどのカルチャーを融合し、独自のスタイルを確立。今なお、オリジナルの力強さを保ちながら、新たな挑戦を続けています。

対するX-girlは、ファッション業界だけでなく音楽やアートシーンに影響を与える“GIRL’S MOVEMENT”の先駆者として、多くの支持を集めています。ストリートスタイルの中に実用性とデザイン性を取り入れ、リアルな女の子たちのための洋服を提案し続けています。

このポップアップイベントは、双方のブランドが持つ特異な歴史と文化を深く味わえる唯一の機会であり、多くの人々がその存続を望んでいます。