「だれもが楽しめる京都観光」プロジェクトが始動！学生たちの挑戦

学生たちが手がけた「だれもが楽しめる京都観光」動画の魅力とは

京都外国語大学の国際貢献学部グローバル観光学科に所属する学生団体「Michibata KYOTO」は、京都市の観光MICE推進室と連携して、すべての人々が楽しめる観光を目指す「京都市ユニバーサルツーリズム推進事業」を立ち上げました。この取り組みは、特に障害を持つ方々にも優しい観光環境を確保することに重点を置いています。

プロジェクトの始まり

このプロジェクトは、若い学生たちが学びを通じて地域社会に貢献する貴重な機会となっています。彼らは、自身の学びを実際の現場に活かすことで、特に観光業界におけるバリアフリーの重要性をアピールしようとしています。彼らは、「だれもが楽しめる京都観光」というテーマのもと、2本の動画を制作しました。

動画の内容

第一弾の動画は、全ての人が安心して利用できる旅館「綿善旅館」を紹介しています。この施設では、障害を持つ人もそうでない人も快適に過ごせるように工夫がなされており、観光客にとっての新たな魅力を発信しています。第二弾は「atelier京ばあむ」で、車いすでの楽しみ方についても触れられています。学生たちはこうしたスポットが持つ魅力を映し出すために、撮影や編集作業も自ら手がけました。

Michibata KYOTOのビジョン

「Michibata KYOTO」は観光客が京都をより良く楽しむため、観光客の分散化や責任ある旅行者の誘致、高齢者や障害者のためのユニバーサルツーリズムの推進を目指しています。学生たちは、観光が持つ課題を解決しようと様々な活動を展開しています。彼らの熱意ある活動が、多くの人々に伝わることを願っています。