ウイスキーガロア8月号で探るスコッチの魅力と新たなウイスキー文化

ウイスキーガロア8月号で掘り下げるスコッチとウイスキー文化の新たな息吹

2025年7月11日に発売される『Whisky Galore（ウイスキーガロア）』8月号は、ウイスキー愛好者にとって注目の内容が詰まっています。特に、巻頭特集では「スコッチ蒸留所名鑑」が取り上げられ、業界大手ペルノリカール社の蒸留所の詳細に迫ります。スコッチの巨頭、ザ・グレンリベットやバランタイン、シーバスリーガルなどのブランドがどのように成り立っているのか、そしてその背後にある戦略を紐解いていきます。

スコッチ蒸留所名鑑：ペルノリカール社の全貌

フランスに本社を置くペルノリカール社は、スコッチウイスキーの重要なプレイヤーです。所有する12のモルトウイスキー蒸留所のうち、11がスペイサイドに位置しています。この号では、それぞれの蒸留所の独自のストーリーや特徴、仕込みに関する独自取材を基に、その魅力を解説。特に、スコッチウイスキーの代名詞ともいえるブランドの魅力が如何にして築かれたのかを探ります。

沖縄泡盛紀行：伝統と革新の一杯

連載企画である「沖縄泡盛紀行」では、沖縄本島南部の泡盛蔵を特集します。南島酒販など、泡盛業界に革新をもたらす取り組みも紹介され、伝統を継承しながら新しい味わいを追求する蔵元の背後にある歴史に触れることができます。泡盛が持つ独自の文化や、それを支える人々の思いもお伝えします。

中国のウイスキー事情：大芹蒸留所訪問

今号では、2014年にオープンした中国初の本格モルト蒸留所、大芹蒸留所のリポートもあります。広大な敷地にビジターセンターやリゾートホテルが併設されており、巨大なスケール感が訪れる人々を魅了します。また、次なる蒸留所が建設中であることも触れ、急成長を続ける中国のウイスキー市場に目を向けます。編集長が圧倒されたその規模、そして未来へ向けた可能性に驚かされるレポートです。

韓国の新進ウイスキーが台頭

新型コロナの影響で変化した飲酒シーンの中、韓国でもモルトウイスキーの蒸留所が次々とオープンしています。今回の特集では、キウォンやクラフトブロス、キムチャンスなどの新進企業を取材し、韓国ウイスキー市場の現在と未来を描写します。これからのウイスキーの発展につながるトレンドにもご注目ください。

編集長土屋守のぶらり旅：大分県編

特別連載として、編集長が訪れた大分県の様子もお伝えします。別府の明礬温泉で享受した旅館の庭園風呂や、大分市内の伝説的なバーテンダーが営むバーの魅力、そして独自の熟成技術を駆使した寿司文化など、地域のグルメに焦点を当てます。大分の温泉と食の職人技は、ウイスキーとともに楽しむ価値ある体験を提供します。

特別対談＆リポート

さらに、特別対談として、ジョニーウォーカーのブラックルビーとウイスキー評論家の土屋守氏が語るウイスキーの未来、そして新たに登場したハイランドパークの新しい逸品や越路蒸留所のKUBOTA GINに関する詳細も掲載される予定です。この対談を通して、業界内の最新情報や今後の可能性について深く考察します。

書誌情報

『ウイスキーガロア』は、業界で30年以上の経験を持つ土屋守が編集長を務めるウイスキー専門誌で、国内外のウイスキー文化を多角的に取材しています。特に、日本で唯一の定期刊行のウイスキー専門誌として、ウイスキー愛好者から業界関係者まで幅広い読者に支持されています。

この号は、まさにウイスキー文化の進化と多様性を堪能できる貴重な一冊となることでしょう。ぜひご期待ください！