生成AI運用報告書
2025-02-17 11:33:10

みずほとミンカブ、西日本市場に向けた生成AI運用報告書の新時代を切り開く

みずほフィナンシャルグループと株式会社ミンカブソリューションサービシーズが手を組み、新たなデジタル時代の資産運用を見据えた生成AI技術を活用した運用報告書の概念実証(PoC)を始めます。この革新的な取り組みは、金融市場における透明性を高め、迅速かつ精度の高い情報提供を実現することを目指しています。

株式会社ミンカブソリューションサービシーズは、東京都港区に本社を構える企業で、AI技術を駆使した金融情報サービスを展開しています。今回、みずほ信託銀行と共同で提供する「Robot Report AI」は、生成AIを利用して、市況の急変に即応した報告書を自動的に生成します。このシステムにより、日次や週次、さらには任意の期間での市場コメントをスピーディかつ的確に作成することが可能となります。

今回のPoCでは、みずほフィナンシャルグループが持つ豊富な運用知識と、ミンカブのAI技術が融合し、より実用的で洗練されたレポート作成が期待されています。過去の市況データを基に、AIが最新の情報を自動的に反映させるため、利用者にとって高精度な市場情報が瞬時に提供されるのです。

自動生成されたレポートの質を担保する「Kabutan」の活用


「Robot Report AI」が信頼の源として活用するのは、ミンカブが運営する国内最大級の株式情報メディア「Kabutan(株探)」です。このメディアは、AIを活用して速報性、網羅性、正確性に優れた最新の投資情報を、月間600万人以上の投資家に提供しています。Kabutanのニュースデータを基にすることで、「Robot Report AI」は生成されたコメントに確固たる裏付けを与え、その信頼性を高めるのです。

PoCの具体的な機能


新たに導入される「Robot Report AI」では、次のような機能が実現される予定です:
  • - 自動生成された市況コメント:Kabutanの豊富なニュースデータを基に、市場の動向に即した市況コメントを生成。
  • - ファクトチェック機能:生成された情報の正確性を高めるための機能を搭載し、信頼性を向上させます。
  • - カスタマイズ機能:ユーザーが指定した銘柄や経済指標に応じて、コメント内容を細かく調整可能となります。

今後の高速化展望


今後、ミンカブはPoCで得られた知見を活かし、Robot Report AIの機能をさらに向上させていく方針です。それにより、資産運用における多様なニーズにスピーディに応える体制を整えていく予定です。また、運用報告書のみでなく、目論見書や投資家向けの説明資料など、幅広いドキュメントを生成する機能にも取り組んでいきます。

生成AI技術と自然言語処理技術の融合により、高度な分析機能や予測機能の開発も進めることが計画されており、さらに効率的かつ精確なレポート作成が実現することになります。

グローバルな展開も視野に


ミンカブは今後、海外市場への戦略的な展開も視野に入れています。多言語対応を強化し、国際的な金融データとの連携を進めることで、グローバルな投資家に向けた情報サービスの提供を行います。こうした取り組みを通じて、「Robot Report AI」は資産運用業界の新たなスタンダードとなり、提供する情報がより効率的かつ精確であることを目指して邁進し続けます。

さらに、このプロジェクトを通じて、金融業界のデジタル変革に寄与しつつ、投資家のニーズに応えられるような新しいサービスを提供していく予定です。

さらに詳しい情報は、ミンカブソリューションサービシーズの公式ウェブサイトをご確認ください。


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会社情報

会社名
株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド
住所
東京都港区東新橋1-9-1東京汐留ビルディング6階
電話番号
03-6274-6490

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