画像とテキストを融合した次世代AIプラットフォーム登場！

D-IDが発表した新世代ジェネレーティブAIプラットフォーム

2022年12月13日、イスラエル・テルアビブで、ジェネレーティブAI分野のリーダーであるD-IDはユニークなビデオプラットフォーム「Creative Reality™ Studio」を発表しました。このプラットフォームは、テキストや画像を使ってアニメーションを作成し、119の言語でナレーションを行うことができます。D-IDはその独自の技術に加え、Open AIの「GPT-3」やStability AIの「Stable Diffusion」など、高度なAIモデルを統合しました。

この新しいセルフサービス型プラットフォームは、クリエイターやマーケティング担当者にとって、多様なコンテンツを生成の手助けをします。特に、企業やブランドにとっては、魅力的なビデオを簡単に制作できる画期的な手段です。ユーザーはたった1枚の画像から豊かなビジュアルコンテンツを作り出し、簡単にビジネスやプロモーション活動に活用できます。

ビデオ制作の新たな可能性

「Creative Reality™ Studio」は、動画制作にかかる時間とコストを大幅に削減することができます。特に、広告代理店やデジタルアーティスト、映画制作者など、通常は高い技術力と知識を必要とする業界では、今まで以上にアクセスしやすく、クリエイティブなアイデアを具現化するための便利なツールとなるでしょう。

D-IDのCEOであり共同創業者のギル・ペリー氏は、「クリエイティブなジェネレーティブAI技術の可能性はこれから広がり続ける。今回のプラットフォームは、テキストと画像を融合させた新しい可能性を提供するものであり、ユーザーの創造的な成果を楽しみにしている」と述べています。

成果とその活用方法

D-IDでは、この新技術を利用して、すでに1億700万本の動画が制作されており、特に「Deep Nostalgia」というサービスでは、歴史上の人物や祖先の写真に命を吹き込むことで、多くの人々の注目を集める成功事例が生まれました。これにより、同社の技術は個人ユーザーや企業ユーザーの両方に幅広く利用されています。

このプラットフォームは、studio.d-id.comからアクセス可能で、誰でも簡単に利用できる点が大きな特徴です。教育や営業、マーケティングの分野で活用されることが期待されています。

D-IDとその背景

D-IDは2017年に設立された企業で、第一線のベンチャーキャピタルから支援を受けながら、先進的な技術を開発してきました。現在までに、多くのフォーチュン500企業を顧客に持ち、様々な業界でサービスを提供しています。これからもD-IDは、AIを駆使した新しい動画コンテンツ制作手法のリーダーとして、市場に革新をもたらすことを目指しています。