再生可能エネルギーの供給が始まる岡山県真庭市
テスホールディングス株式会社の子会社であるテス・エンジニアリング株式会社が、岡山県真庭市の公共施設に向けて自家消費型の太陽光発電システムを導入することになりました。このプロジェクトは、真庭市が進める「公共施設への太陽光発電設備等設置及び電力供給業務」の一環です。2024年9月からの供給開始を予定しており、地域のエネルギーコスト削減と脱炭素のリーダーシップを目指します。
プロジェクトの概要
この事業では、真庭市の以下の5つの公共施設に再生可能エネルギー電気を供給します。
1. 真庭市立北房小学校
2. 真庭市立久世中学校
3. 勝山学校給食共同調理場
4. 真庭市立北房こども園
5. 真庭市立勝山中学校
各施設には、テス・エンジニアリングが設置する自家消費型の太陽光発電システムが導入され、発電された電力が地産地消される仕組みです。特に、北房小学校に設置されるシステムは、発電容量117.16kWを誇り、年間約14万kWhの電力を生成します。このことにより、年間約51トンのCO₂削減が期待されています。
地産地消と地域レジリエンスの強化
今回のプロジェクトでは、発電した電力は指定された公共施設に加え、周辺の保育園や中学校にも供給され、地域全体でのエネルギーの地産地消を実現します。また、停電時にも太陽光発電システムからの電力供給が可能となり、地域におけるライフラインを確保するための非常用コンセントも設置される予定です。これにより、地域のレジリエンスを高め、実際の災害時にも対応できる体制を構築します。
テス・エンジニアリングの取り組み
テス・エンジニアリングは、「再生可能エネルギーの主力電源化」や「省エネルギーの徹底」を掲げており、多様なニーズに応えるエネルギーソリューションを提供しています。また、脱炭素社会に向けたコミットメントを強化し、企業としての社会的責任を果たすことを目指しています。なお、このプロジェクトでは、契約期間が20年と長期にわたり安定した電力供給が行われるため、真庭市の経済的な負担も軽減されることになります。
今後の展望
テスグループは、真庭市をはじめとした地域社会との協力を深めながら、新たな太陽光発電システムの導入を進めていく意向です。常に変化するエネルギー需要に対して迅速に対応し、持続可能な社会の実現に貢献するために、さらなるソリューション展開を図っていくことでしょう。これにより、企業と地域の調和を図りながら、真の意味でのエコシステムを形成していくことが期待されます。
お問い合わせ先
本プロジェクトに関する詳しい情報は、テスホールディングス株式会社広報・IRチームまでお問合せください。テレワークを実施しているため、Webサイトからの問い合わせを推奨します。
テスホールディングス株式会社