茨城古民家活用フォーラム2020
2020年12月12日、茨城県では「いばらき古民家活用フォーラム」がオンラインで開催されます。このフォーラムでは、古民家の魅力や活用方法について深く掘り下げる講演会と専門家との交流会が用意されています。
フォーラム概要
本フォーラムは午後1時から午後4時まで行われ、誰でも無料で参加可能です。まず第一部の講演会では、古民家を活用した地域づくりや資金計画に関する3つの講演が行われ、その後第二部では参加者が興味のあるテーマに基づいて専門家との交流ができる時間が設けられます。具体的には、事業資源としての古民家活用と住居としての古民家活用の2つのテーマがあり、それぞれの分野での専門家がコーディネーターとして参加します。
第1部講演プログラム
1.
「古民家を活用したまちづくり~これからの古民家~」
講演者:山川 智嗣 氏
建築家、一級建築士、株式会社コラレアルチザンジャパン代表取締役。
2.
「いばらきの古民家の魅力と活かし方」
講演者:山本 幸子 氏
筑波大学准教授、古民家活用合同研究会座長。
3.
「古民家活用にあたっての事業計画と資金計画」
講演者:渡辺 一洋 氏
筑波銀行常務執行役員。
この第一部では、90分という時間内に多様な観点からの講演が予定されており、古民家活用に関心を持つ参加者にとって貴重な学びの場となります。特に、地域の特性を生かした古民家の再生やその経済効果については、多くの方にとって興味深い内容です。
第2部交流プログラム
第二部では、オンライン交流会が設けられ、参加者はそれぞれのルームで関心に応じたテーマについてディスカッションを楽しむことができます。
コーディネーター:野口 純一 氏(結城商工会議所)、堀田 誉 氏(株式会社Co-Lab)、野堀 真哉 氏(株式会社GoUp)。
コーディネーター:山中 美登樹 氏(一般社団法人茨城県古民家再生協会)、吉田 良一 氏(有限会社吉田建築計画事務所)。
このように、フォーラムは多角的な視点から古民家活用を考える機会となり、参加者同士の情報交換も活発に行われることが期待されます。さまざまなプロフェッショナルが集まり、それぞれの知識や経験をシェアすることで、新たなアイデアが生まれることも期待できるでしょう。
参加方法
参加は事前申込制で、申し込みは専用フォームから行えます。締切は12月10日です。オンラインでの開催であるため、自宅でリラックスしながら参加できるのも大きな利点です。各ルームは先着順で定員が設けられているため、興味のある方は早めの申し込みをおすすめします。
今回のフォーラムは、古民家に興味を持つあらゆる世代の人々に、新しい視点を提供する貴重な機会となります。古民家を持つ地域の魅力を再認識し、活用方法を模索している方や、古民家に興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。