株式会社金乃竹代表交代、八幡社長が新たな挑戦へ

株式会社金乃竹、社長交代のお知らせ

神奈川県箱根の株式会社金乃竹が、2025年4月に八幡正昭を新たな代表取締役社長に迎えることを発表しました。同社は1947年に創業以来、多様な宿泊施設と飲食店を運営し、地域に根ざした観光業を展開しています。特に、竹取物語をテーマにした旅館が人気で、5つの旅館と3つの飲食店舗を持っています。

この度の社長交代は、同社が迎える30期という節目において、次の60年に向けた成長を視野に入れた重要なステップです。時代の変化に柔軟に対応するリーダーシップが必要とされる中、豊富な観光業の経験を持つ八幡氏が指揮を執ることで、新たな発展を遂げることを目指しています。

八幡正昭社長について

八幡社長は1974年に埼玉県で生まれ、千葉県で育ちました。エイチ・アイ・エス（HIS）に入社後、支店長や国際法人の統括責任者を務め、特に2020年のコロナ禍では業界初のオンラインツアーを企画した実績があります。2022年に金乃竹に参画し、経営企画やPR、マーケティングを担当し、入社以降の売上高も大きく伸ばすなど、グループに貢献しています。

八幡氏は、「圧倒的な非日常」を提供することで世界中の旅人のプラットフォームとなり、相互理解を促進し、未来の平和に寄与する企業を目指すとコメントしています。さらに、2030年までに売上高を50億円とし、年間5億円の事業を任せられる経営者を15名育て、2040年には100億円企業へと成長させる意向を示しました。

新たな事業展開と地域への貢献

金乃竹は、観光業だけでなく、健康や教育、コミュニケーション分野への貢献をも視野に入れています。地域の地産地消の推進や、日本文化の発信を通じて、国内外の旅行者に対して深い学びを提供し、旅人同士の理解を促進する役割を果たしています。これにより、世界の人々が平和に共存できる社会作りを目指しています。

八幡社長のリーダーシップの下、金乃竹は新規事業の展開にも注力し、クラフトビールの製造や新しいターゲット層を意識した旅館施設の開業を計画しています。これにより、変化する市場環境に素早く対応し、持続可能な成長を続ける彼らの姿が期待されます。