台北市観光局が中間淳太さん起用の新キャンペーン始動

台北市政府観光局が、日本市場に向けた新たな観光プロモーションを開始しました。このプロモーションは、2025年に開催される大阪・関西万博を見据え、「台北、楽しさ色々」というテーマのもとで展開されます。人気タレントの中間淳太さんが観光アンバサダーに起用され、彼が台北の魅力を発信する役割を担うことになります。

特に注目を浴びているのは、2025年5月20日に大阪で行われる記者会見です。この場では、大阪・関西万博と連動した「台北旅行」をテーマにしたキャンペーンが発表される予定です。また、5月21日から8月14日までの期間中、京阪電車で「台北観光列車」が運行されることも発表され、訪れる人々に台北の魅力を直接体験してもらう取り組みが進められます。

究極の旅路を提供するため、大稲埕や剥皮寮歴史街区、士林夜市といった台北の代表的な観光スポットを中間淳太さんが訪問し、その魅力を自然体で伝えます。また、彼はオープントップバスを利用して故宮博物院に足を運ぶ姿も映し出され、その旅の様子は「台北観光列車」の車内外でも紹介されます。この特別列車のデザインには、台北101や故宮博物院の名所、さらには大稲埕の夏祭りの花火や、永康街のマンゴーかき氷などがあしらわれ、関西地域の人々に「動く台北」の印象を与えています。特に「淳太号」として称賛も受けており、ファンの間では「このまま台北まで行きたい！」という声が広がっています。

また、東京・渋谷の大型ビジョンでも中間淳太さんが台北を巡る様子を放映中です。大稲埕、故宮博物院、小籠包などの台北の象徴的なイメージが高層ビルの真ん中に映し出され、多くの人々の目を引いています。これにより、台北市の魅力は関西のみならず、関東地域でも広がりを見せており、SNS上でも話題を呼んでいます。

また、台北市政府観光局は、大阪観光局との意見交換を行い、観光マーケティング戦略や相互送客促進に向けた意見交換も実施しています。日本を代表する旅行会社HISと会談を行い、日本人旅行者のニーズを把握し、訪台へのさらなる誘致を目指す戦略が描かれています。

最後に、特別なイベントに関するお知らせとして、消費者への特典が発表されました。2023年11月まで、台北を訪れる旅行者には、大阪・関西万博の入場チケットと中華民国（台湾）以外のパスポートを提示することで、60店舗以上で利用可能な「大阪・関西万博連携特典」を提供します。この特典は飲食、宿泊、観光、ショッピング、交通など様々な分野をカバーしており、多くの人々にとって非常に魅力的な内容です。

中間淳太さんと共に台北の魅力を巡り、感動的でユニークな体験を提供する旅を、日本の皆様にぜひ体験してもらいたいと思います。