働く女性の健康を支える『ルナルナオフィス』導入の新たな一歩

株式会社LIFEMが提供する法人向けフェムテックサービス『ルナルナオフィス』が、東神開発株式会社に導入され、今月の11月1日から「月経プログラム」と「更年期プログラム」のサービスがスタートします。この取り組みは、働く女性が直面する健康課題を軽減し、職場環境をさらに向上させることを目的としています。

東神開発株式会社の背景

東神開発は百貨店「高島屋」のグループ企業で、ショッピングセンターの開発と運営管理を行っています。従業員の自己成長を支援することで組織全体の成長を目指しています。特に、「あしたをつくる」という制度では、従業員が提案を通じて仕事内容や社内制度を改善することが可能です。今回の『ルナルナオフィス』導入も、ある社員の提案から生まれました。

健康課題への対応

『ルナルナオフィス』では、従業員に婦人科医師監修のセミナー動画を提供し、オンライン診療サービスも実施します。これにより、生理痛や月経前症候群（PMS）、更年期の症状を改善し、女性の健康に関する理解を企業全体で深めることができます。

プログラム内容

1. 月経プログラム
- セミナー動画: 女性の体に関する知識を医師監修のもと提供
- オンライン診療: 2024年10月1日から、婦人科の受診と低用量ピルの処方をサポート

2. 更年期プログラム
- 基礎知識セミナー: 更年期の症状に関するセミナー動画
- オンライン受診: 同年10月から、婦人科診療と漢方薬の処方を行う予定です。

従業員の声

導入の背景について、東神開発の加藤氏は「私自身が月経に伴う痛みに苦しんできた経験があり、他の女性社員も同じような悩みを抱えていると思い、社内アンケートを実施しました」とコメント。これにより、婦人科への受診は必要であることが分かり、気軽に受診できるサービスを求める声が上がったといいます。

女性活躍の促進

このプログラム導入を通じて、東神開発は女性従業員が健康課題を抱えることなく安心して働ける環境を整えたいと考えています。また、社内の相互理解を深め、より働きやすい職場を作り上げることを目指しています。『ルナルナオフィス』は、女性の健康課題に対する意識を高め、定期的な健康チェックを促進することで、女性の活躍をさらに促進していくでしょう。