全国統合医療協会、学生向け整骨院開業支援サービスを開始

全国統合医療協会が業界初の学生向け開業運営支援を始動

近年、整骨院やマッサージに関心を持つ学生が増えていますが、その反面、国家資格試験の難易度も高くなりました。さらに新型コロナウイルスの影響で、実習の機会も減少し、次世代の治療家たちが開業するためのハードルが上がっています。これを受けて、全国統合医療協会は新たに学生向けの開業運営支援サービスを発表しました。

学生向け開業運営支援の詳細

このサービスの特徴は、解剖学をVRで学ぶことができる点です。学生たちは、専門的な知識を視覚的に理解するために『BODYMAP』という最新のVRソフトを活用します。このシステムを用いることで、解剖だけでなく、実践的な手技や体の構造を反復して学ぶことが可能となり、熟練度を向上させることが期待されています。

開業支援の背景

過去12年間、整骨院の開業を目指す治療家と関わってきた全国統合医療協会ですが、最近では学校が経営に関する教育を提供しないため、多くの学生から不安の声が上がっています。この状況を背景に、開業支援を通じて、未来の治療家のサポートを行うことを決意しました。

講座の内容

支援プログラムは2つに分けられます。
1つ目は「国試対策セミナー」で、こちらでは解剖学や生理学など、国家試験合格に必要な科目を学びます。隔週金曜日に行われ、オンラインで参加できるため、忙しい学生にも適しています。月額の料金は3,200円から3,980円（税込）と設定されており、手頃な価格で質の高い教育が受けられます。

2つ目は「医療VRセミナー」で、痛み専門医の講師による解剖学全般の講義です。これもZoomを利用したオンライン形式で、参加者は手軽に専門的な知識を学べます。1,000円（税込）で参加でき、特典としてアーカイブ視聴が提供されます。