ウォーターサーバー利用者の実態調査
近年、家庭やオフィスでの利用が増加しているウォーターサーバー。これに関する利用者の満足度やニーズを、Collect.(コレクト)が実施したアンケートを基にご紹介します。調査は2025年6月に行われ、対象はウォーターサーバーを使用している100名です。
水の味への評価
まず、アンケートの最も注目すべき結果は、水の味に対する満足度です。「とても満足している」と「まあまあ満足している」を合わせると、驚くことに全体の90%の利用者が水の味に満足していると回答しました。ウォーターサーバーの基本的な魅力である「おいしさ」が、利用者の期待をしっかりと裏切らない形で存在していることが伺えます。
水の産地について
次に、多くの利用者が気にしていないと答えたのが水の産地です。45%の利用者が「特に気にしなかった」と回答し、44%は「多少意識した」と答えています。産地へのこだわりを持った利用者はわずか9%に留まり、多くの人が水そのものの品質に重きを置いているようです。
温度設定機能についての意見
温度設定に関しては、「必要な温度が出れば十分」との回答が半数を超え、設定の細かさよりも利便性を重視していることがわかります。「もっと調整できると良い」といった意見もあったため、メーカーは柔軟性のある設定の提供を考える必要がありそうです。
チャイルドロックの使用状況
チャイルドロックについては、66%の利用者が「使用していない」と答えています。逆に「常に使用している」と答えたのは19%、ほかには「子どもがいるときだけ使う」という意見もありました。小さいお子様がいる家庭では特に、安全機能としてのニーズが高いことがわかりました。
動作音に関する評価
ウォーターサーバーの動作音について、なんと約50%の人が「まったく気にならない」と答えています。音に敏感な人でも「少し気になる」との回答を含めると約90%が許容範囲内と感じているようです。設置場所による違いや、生活スタイルが影響しているかもしれません。
サポート対応の満足度
発送やカスタマーサポートの対応については、「普通」と答えた人が69%で、「非常に良い」との評価は29%でした。対面の機会が少なくとも、良い印象を与える対応がブランドへの信頼を築いています。
衛生面についての意識
衛生管理に対する不安については、53%の利用者が「特にない」と回答。これはメンテナンスの徹底や構造の工夫による結果でしょう。
ボトル交換の負担感
ボトルの交換に関する負担感も重要です。「負担に感じない」との回答が41%、対して「少し重くて大変」との意見も40%あり、軽量ボトルや下置き型サーバーの選択が大切になりそうです。
使用している水の種類
水の種類については、7割以上が「天然水」を選択しました。水道水直結型やRO水(ろ過水)も人気ですが、天然水の選択理由には質へのこだわりがあるようです。
デザインとインテリアとの調和
デザインも重要な要素です。「そこそこ満足」「とても満足」との回答は8割以上にのぼり、高いデザイン性が利用者の満足度を高めていることがわかります。
Collect.(コレクト)は、ディーエムソリューションズ株式会社が運営するメディアで、幅広い商品やサービスを調査し、信頼性の高い情報を提供しています。これを参考に、自分に合ったウォーターサーバー選びをしてみてはいかがでしょうか?