千葉「キートス」の見守りカメラ刷新
導入背景
千葉県の「キートスチャイルドケア」「キートスベビーケア」など全10園を運営する株式会社ハイフライヤーズが、事故防止と保育の質向上を目指して見守りカメラを一新しました。導入から5年が経過した2026年、149台のカメラを最新の技術を用いて刷新。これにより、より鮮明な映像で保育の様子を記録し、確認する環境を整えています。
導入目的
この取り組みは、以下の目的を持っています。
- - 園児の事故や怪我を発生した際は、具体的な状況確認のため。
- - 虐待等の疑念が生じた場合、職員の実践を証明するための手段として。
- - 職員研修(インサイトセッション)を通し、保育の質向上を実現するため。
カメラ設置概要
- - 設置施設:キートスチャイルドケアおよびキートスベビーケアの全10園
- - 設置場所:全保育室、廊下、階段など、園児が活動する全エリア(トイレや職員休憩室を除く)
- - 設置台数:149台
- - データ保管期間:1ヶ月
セキュリティとプライバシー管理
録画データは最新の暗号化技術によって保護されており、社内でも閲覧権限は管理職等の許可された職員のみに限定されています。プライバシーに配慮した厳格な運営体制が構築されています。
成功事例紹介
園児が帰宅後に「先生にやられた」と話したことから、映像データを確認。お昼寝中に他の布団の上で走り回る園児を職員が冷静に抱きかかえ移動する様子が記録されており、適切な対応だったことが証明されました。この事実を保護者に共有することで、信頼関係が深まったとされています。
キートスでは「インサイトセッション」を実施。職員が実際の映像を観ながら、保育の質を客観的に振り返り、具体的な改善策を検討します。これにより、事故のリスクを軽減し、職員間の連携や声掛けの方法が向上しました。
職員と保護者の声
職員からは、「怪我の瞬間が見られなくても、説明が可能で安心」との声が上がっています。保護者も「怪我の原因を明確に確認できることが安心」だと感じています。セキュリティ体制がしっかりしていることで、子どもを安心して預けられるという意見が多数寄せられています。
統括園長の見解
「見守りカメラは事故や不適切保育の証明に役立つだけでなく、保育の質を高めるための重要なツールです」と語る統括園長の美奈子氏。これからも、保育士が安心して子どもたちに向き合える環境を整え、より良い保育を追求していきたいと考えています。
今後の展望
ハイフライヤーズは、蓄積された映像データを活用し、不適切保育や事故防止の「標準化」を進める考えです。社会全体で子どもたちを守るインフラを構築するため、教育現場に限らず、いじめや虐待など多くの問題に取り組んでいく意向を示しています。
お問い合わせ
見学や取材へのお問い合わせは、ハイフライヤーズの公式ページよりお願いします。