松岡充が贈るデヴィッド・ボウイのミュージカル『LAZARUS』日本初上演

デヴィッド・ボウイの遺作ともいえるミュージカル『LAZARUS』が、2025年5月に日本で初めて上演されます。この作品は、ボウイが主人公を演じた映画『地球に落ちて来た男』からインスパイアされており、彼の音楽と独特の世界観が舞台上に織り込まれています。

ボウイは、1970年代からの音楽、ファッション、アートの革新者として知られ、その影響力は今もなお色あせることがありません。この『LAZARUS』は、彼の最後のアルバム『★（ブラックスター）』と同時期に制作され、彼の音楽的遺産を継承する貴重な作品です。

物語は、地球に取り残された宇宙人トーマス・ニュートンの運命を描いています。彼は酒に溺れ、死ぬことも故郷に帰ることもできない状態で、謎の少女との出会いを通じて自らの運命を模索する様子が描かれます。

演出は、数多くの幕の内舞台で翻訳上演を手掛けてきた白井晃が担当。ミュージカルの主演を務める松岡充は、ボウイへの憧れからこの道を志した経歴を持ち、彼の魅力を存分に引き出します。

作品には、新曲の「Lazarus」や「No Plan」をはじめ、「Changes」、「Heroes」などボウイの代表曲が17曲も盛り込まれており、日本版では音楽パートはすべて英語で歌唱されます。また、実力派キャストが多彩に集まり、舞台を彩ります。

日本初の上演となる『LAZARUS』のために、新たに2種類のビジュアルも発表され、期待がさらに高まっています。「デヴィッド・ボウイがこの世界に託した最後のメッセージ」というテーマのもと、彼の音楽と物語が再び命を吹き込まれる瞬間を楽しみにしているファンも多いことでしょう。

チケットは4月12日から一般発売が開始され、この機会を逃さぬよう、ぜひ劇場で彼の魂が宿る瞬間を目撃してください。

公演情報は以下の通りです。