ビジネスインテリジェンスを変革するSquadbaseの新プラットフォーム

2025年10月28日から30日にかけて、米国カリフォルニア州サンフランシスコ空港近くで開催される世界最大級のAIカンファレンス『ODSC AI West 2025』において、株式会社Queueが自社の新しいバイブコーディングプラットフォーム『Vibe Coding for Business Intelligence（Vibe Coding for BI）』を正式に発表します。この新しいプラットフォームは、従来のビジネスインテリジェンス（BI）ツールにおける様々な制約を解消し、データ分析プロセスを一変させることを目指しています。

ODSC AI West 2025とは

ODSC AI Westは、AIやデータサイエンスの分野において重要な情報を共有する場となっており、多くの業界の専門家が集まります。参加者は生成AIやデータエンジニアリングなど、最新技術に関する講演とワークショップを受けることができ、業界の最前線を知る貴重な機会です。

特に注目されるのは、OpenAIやGoogle DeepMindなど、世界を代表する企業の専門家が登壇する点です。これにより、データサイエンスの最新トレンドと実践的な知識を得るチャンスを提供します。

Vibe Coding for BIの特徴

従来のBIツールは、しばしばダッシュボードを作成すること自体が目的となり、最新のビジネスニーズに応じた対応が遅れることがあります。加えて、新しいKPIやデータソースの追加には時間がかかり、迅速な意思決定を妨げてきました。

Squadbaseが提供するVibe Coding for BIは、革新的なアプローチを採用しており、データアナリストが自然言語でAIエージェントと対話することで、ダッシュボードの構築、更新、共有を簡単に行えるようになります。このプラットフォームでは、SQLや複雑な設定は不要であり、AIエージェントがデータの構造を理解し、ユーザーの要望に応じた可視化を自動的に生成します。これにより、分析プロセスにおいての透明性と信頼性が確保されています。

具体的な機能

- 自然言語によるBI開発: ユーザーはプロンプトを使って、瞬時にKPIやチャートを生成できるため、分析のスピードが従来の数日から数分に短縮されます。
- セキュリティの強化: ロールベースのアクセス制御や認証、ログ監視を自動化することで、社内外でのデータ共有を安全に行うことができます。
- 人間中心のデータ活用: ユーザーはデータと直接対話し、自ら意思決定を行うことができるため、より創造的なビジネスインテリジェンスの実現が可能です。

ODSC AI Westにおける発表内容

CEOの柴田直人氏は、カンファレンスで「Rebuilding BI with Vibe Coding」というテーマで講演を行います。この講演では、既存のBIツールの限界と、それに対するVibe Codingの革新性について詳しく述べられる予定です。このプラットフォームを通じて、データを単に見るだけでなく、AIとともに創造する、新しいBIの時代が開かれることを期待しています。

今後の展望

QueueはODSC AI Westでの発表を契機に、北米市場への本格的な販売とパートナーシップの構築を進めます。特に、Excelからダッシュボードへのよりスムーズな移行を実現させ、さらにSalesforceやSnowflakeなど主要なデータスタックとの連携を強化する計画です。最終的には、Vibe Coding for BIが世界的なスタンダードとして認知されることを目指しています。

会社概要

株式会社Queueは、企業が社内のAIアプリやBIダッシュボードを安全に共有・運用できるためのクラウドプラットフォームを開発・提供しています。CI/CD、自動認証、ログ監視などを通じて、組織が安全かつ創造的にAIを活用できる環境を整えています。公式サイトには更なる情報が掲載されており、関心のある方はぜひ訪れてみてください。