新たなデジタル介護支援サービス「KAIGOW」の登場
株式会社スカイアークと株式会社コミュニケーターは、仕事と介護の両立を支援するDXサービス「KAIGOW」をリリースしました。このサービスは、企業が抱える人事・労務上の課題に対し、革新的なソリューションを提供し、社員のエンゲージメントを高めることを目指しています。
高齢化社会の影響とビジネスケアラーの増加
高齢化社会の進展に伴い、家族の介護に従事する「ビジネスケアラー」の数が年々増加しています。経済産業省によると、2025年にはその人数が約300万人を超えると予想されています。この影響で、多くの労働者が介護を理由に離職している実態が顕在化しており、経済的な損失も深刻な問題となっています。2030年までには、介護関連の経済損失が約9.1兆円に達する可能性があるとされています。これに伴い、経営者向けに示された「仕事と介護の両立支援に関するガイドライン」は、積極的な介護支援体制の構築を求めています。
法改正に向けた対応と「KAIGOW」の強み
特に2025年4月からは育児・介護休業法が改正され、企業には介護離職を防ぐための措置が義務付けられます。具体的には、従業員の介護に関する意向を確認し、社内に制度をわかりやすく周知することが求められています。このような法改正に対して、「KAIGOW」は具体的な解決策を提案します。
このサービスでは、社員の介護に関する実態調査を行い、必要な支援を提供します。介護支援制度を整理し、社員が利用しやすい情報を提供することで、早期対応を促進します。また、専門家による相談窓口を設けることで、社員の心理的負担を軽減することにも力を入れています。
今後の取り組みとセミナー開催
2024年9月11日には、仕事と介護の両立支援に関するセミナーが開催されます。対象は人事や総務、経営企画を担当している方々で、改正法に向けた準備のポイントについて詳しく解説されます。応募は先着順で、無料で参加可能です。興味のある方はぜひ申し込みを検討してください。
【セミナー概要】
- - 日時: 2024年9月11日(水)14時~16時
- - 場所: 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館609号室
- - 参加費: 無料
まとめ
「KAIGOW」は、企業が抱える介護の課題に対して新たなアプローチを提供し、従業員の働きやすさを向上させることを目指しています。将来の法改正に備え、また介護と仕事の両立を支援するためにも、その利用価値は高まる一方です。詳細情報は公式サイトをぜひご覧ください。