離島への旅や移住を支援する「島のコンシェルジュデスク」始動

最近、東京都中央区に新たに開設された「島のコンシェルジュデスク」が注目されています。このデスクでは、全国各地の離島に関する多様な相談を受け付けています。旅行や移住を考えている方はもちろん、ビジネスを検討している方にも対応しており、特に島での仕事や子育てについての情報提供を行います。

「島のコンシェルジュデスク」の最大の特徴の一つは、コミュニケーションロボット「OriHime」が導入されている点です。OriHimeは株式会社オリィ研究所が開発したロボットで、離島に暮らす島民や生産者、役場の担当者が、物理的に離れた場所にいる人々と簡単に情報を共有したり商談を行ったりできる機能を持っています。この革新的な技術により、東京のデスクと全国の離島をリアルタイムでつなぐことが可能になり、距離の制約を超えた連携が期待されています。

「島のコンシェルジュデスク」は、一般社団法人離島百貨店が運営しており、同団体は2019年に設立され、日本全国の離島をつなぐプラットフォームとして活動しています。その目的は、離島の企業や関係者が連携し、さまざまな事業を展開できるよう支援することです。これにより、離島の人口や暮らしに関する関心を高め、地域の振興を目指しています。

デスクの所在地は、東京都中央区日本橋室町2−4−3の日本橋室町野村ビルB1Fにあり、営業時間は不定休で11:30から20:00まで開いています。このように、離島へのアクセスを容易にし、旅行や移住、ビジネスに関する幅広い相談を受け付けている「島のコンシェルジュデスク」は、今後ますます多くの人々に利用されることでしょう。

公式ホームページでも詳しい情報を確認できるため、興味のある方はぜひ訪れてみてください。日本全国の離島が持つ魅力を再発見し、地域との新たなつながりを築く一歩を踏み出すことができるかもしれません。また、移住を検討している方にとっても、心強いサポートとなることでしょう。この機会に、離島の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。