がんゲノム医療と臨床検査の最新情報をお届け
一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)と一般社団法人日本臨床検査薬協会(JACRI)が、このたび共催するWebセミナーが1月10日からオンデマンド配信されます。このセミナーでは、「がんゲノム医療」とそれを支える「臨床検査」に関する重要な情報が提供される予定です。
がんゲノム医療の重要性
2019年6月に遺伝子パネル検査が初めて保険適用となって以来、がんゲノム医療への関心が高まっています。この医療の目的は、がん患者一人ひとりに適した治療法を提供することです。特に、臨床検査はこのプロセスにおいて重要な役割を果たしています。がん細胞の遺伝子情報を解析し、最適な治療法を見つけるための基盤を提供することが求められています。
セミナーの内容と演者のご紹介
セミナーの講演は、国立がん研究センター中央病院の臨床検査科医長、角南久仁子先生が担当します。彼女はがんゲノム解析技術の進展、さらには個別化医療への臨床応用に関する現状と将来の課題について話します。
演講内容は以下の2つに分かれています:
1.
がんゲノム医療とがんゲノムプロファイリング検査(約28分)
2.
がんゲノム医療の現状と課題(約24分)
これにより、視聴者はがん治療における最新技術や今後の課題について深く理解することができるでしょう。
視聴方法と参加費用
本セミナーは2025年1月10日より、オンデマンド配信されます。聴講費用は無料で、興味のある方は日本臨床検査薬協会(JACRI)のWebサイトから視聴ページにアクセスできます。興味のある方は、この機会をお見逃しなく!
詳しくは
こちらからご覧ください。
角南久仁子先生の経歴
角南先生は2007年に横浜市立大学医学部を卒業後、横浜労災病院で初期研修を経て、がん・感染症センター都立駒込病院で後期研修を行い、その後国立がん研究センターで専門医としてのキャリアを築いてきました。専門領域は遺伝子検査やがんゲノム医療であり、数々の学会や専門医資格を有しています。
このセミナーは、がん治療の最前線を知るための貴重な機会です。がんの最新技術や医療の動向に興味がある方はぜひ参加してみてください。