映画『ドールハウス』、ノベライズとコミカライズが重版決定
2025年6月13日に公開される映画『ドールハウス』の公式ノベライズとコミカライズが相次いで重版が決定した。主演の長澤まさみが魅力を発揮する本作は、演出家として多くのヒット作品を生み出してきた矢口史靖監督が手掛けるスリル満載のミステリー。
作品のあらすじ
『ドールハウス』は、愛娘を失った夫婦が、普通の家庭生活の中で可愛らしい人形に翻弄される様子を描いた物語。家族の絆が次第に崩れていくさまは、情感豊かに演出され、観客の心を捉えてやまない。特に謎解き要素が巧妙に組み込まれており、視聴者は映画視聴後にもその余韻を楽しむことができる。
ノベライズの魅力
4月9日に発売された公式ノベライズでは、読者から「防犯カメラの映像を併せて楽しむ仕掛けが新しい」や「あたたかさと恐ろしさが共存する」といった感想が寄せられ、大いに反響を呼んでいる。ノベライズは矢口の原案をもとに、怪談作家の夜馬裕が筆を執ったことでも注目を浴びている。
この書籍は双葉社から出され、税込770円で手に入る。書籍を購入した読者には、特典として「アヤちゃん人形しおり」が付いてくるという。SNS上では、このしおりが「怖い」との声が上がる一方で、アヤちゃん人形の可愛さに感動するファンも多い。特典付きのノベライズは、重版分にもその特典がつくことが決まった。
コミカライズも見逃せない
さらに、人気漫画家の凸ノ高秀によるコミカライズ版も4月24日に発売予定。彼の手掛けるコミック版では、視覚的に映える描写が施され、物語の緊迫感やミステリー要素が一層引き立てられる。こちらの作品も、期待値が高まらざるを得ない。
既存作品の成功から生まれた新たな挑戦
矢口史靖監督は、これまで『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』などのヒット作を生み出しており、コメディーからミステリーへの挑戦はファンにとっても新鮮な試みである。ノベライズとコミカライズの両方から得られる物語の深みは、映画を観る前に読むことで、より一層楽しむことが可能なのだ。
書籍情報と購入情報
- 原案・著者: 矢口史靖 / 夜馬裕
- 発売日: 2025年4月9日
- 価格: 税込770円
- - コミカライズ: 映画コミカライズ『ドールハウス』
- 原案・著者: 矢口史靖 / 凸ノ高秀
- 発売日: 2025年4月24日
- 価格: 税込858円
本作『ドールハウス』の公式情報は、特設サイトでもチェックできるので、気になる方はぜひそちらもご覧ください。作品の公開が待ち遠しい。
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