トートバッグの日に発表されたアート作品コンテスト、受賞作品が決定！

トートバッグアートの祭典、受賞作品決定！

毎年10月10日の「トートバッグの日」に合わせて開催される「第21回トート・アズ・キャンバスアート&デザインアワード by ROOTOTE」で、今年の受賞作品が決定しました。このコンテストは、無地のトートバッグ「トート・アズ・キャンバス」をキャンバスにし、自由な発想でアートを表現するための舞台を提供しています。

受賞作品の発表

本年度のアワードでは、51作品がエントリーされ、審査員によって審査が行われました。グランプリに選ばれたのは、19歳の専門学生・笹井舞さんによる"蝶の群衆"。作品は、蝶たちが集まる様子を描き、思いを込めた美しいバッグに仕上がっています。

「この度はグランプリを頂戴し、とても嬉しいです。バックだけでなく、蝶を纏うアクセサリーとしても楽しめる作品になったと思います。これを機に、これからも制作に励んで参ります。」と笹井さんは受賞の喜びを語りました。

準グランプリ作品も多彩

準グランプリには中田俊也さんの"Deer Park"が輝きました。この作品では、トートバッグから鹿が飛び出しているようなデザインが特徴で、植物モチーフのレースで飾られています。中田さんは、「人々に自然を感じてほしい」との思いを込めて制作されたとのこと。

また、ピーちゃんさんの"つながルートート"は、バッグのデザインをパズルピースに見立てて、出会いやつながりを表現した作品です。「このバッグが人と人とのコミュニケーションのきっかけになれば嬉しいです」と意気込みを語っています。

さらに、LUNA OKAPIさんの"EarthRoo"も入選し、ルートートのロゴからインスパイアを受けた特別な意味を込めた作品となっています。「私たちも地球に守られ、運ばれているという状況を思い出させる作品です。」と語りました。

作品展示会について

受賞作品と歴代のグランプリ作品は、代官山のMONKEY GALLERYにて10月12日から17日まで展示されます。入場は無料で、誰でも参加可能です。アート愛好家にとって、この機会は見逃せないイベントとなるでしょう。

今後の展開

ROOTOTEは、毎年エントリー作品の募集を行い、翌年は再度受賞作品が発表されます。来年の8月31日がエントリーの締切となっており、多くのアーティストの参加が期待されます。

トートバッグがギャラリーとなり、街の中を彩るアートが創造されるこの試みは、時を経て多くの人々に愛されています。トート・アズ・キャンバスの取り組みを通じて、アートの楽しさや表現の豊かさを感じることができるでしょう。これからも新たな作品が生まれ、さまざまな表現が広がっていくことを期待したいです。