DDNのビッグデータ戦略
2012-09-12 16:03:17

DataDirect Networksがビッグデータ時代のリーダーとしての地位を確立

米国のストレージ専業ソリューションベンダー、DataDirect Networks (DDN) が、ビッグデータの時代におけるそのリーダーシップを証明するべく、最新のベンチマークデータを発表しました。これは、同社の先進的な技術が市場から高く評価されていることを示しています。

DDNは、SASラボラトリで行われたテストにおいて、DDN GRIDScaler™ パラレル・ファイルシステムを実装したDDN SFA™ 10K™-E プラットフォームが、SASグリッドの並列処理モデルにおいて最速の実行時間を記録したことを発表しました。テストを行ったSASの技術者たちは、DDN GRIDScalerが、SAS Drug Developmentや不正検出、リスク管理などのアプリケーションをサポートする環境において、最も安定したパフォーマンスを提供していると評価しました。この重要なテスト結果は、SAS社のホワイトペーパーにも掲載されています。

DDNの戦略担当上級副社長、ジャン=リュック・シャタレイン氏は、「DDNとSASは共通の目標を持っています。それは、お客様がデータから最大の価値を引き出すことを支援することです。」と述べています。また、DDNの革新的なIn-Storage Processing™技術を使用したDDN SFA 10K-Eによって、膨大なデータに対するアクセスが容易になり、データ処理の遅延が最小化されることで、システム全体の効率性向上が期待されます。

さらに、DDNのプラットフォームは、HPのVertica Analyticsを通じて1兆行のデータベースへのクエリを20秒で処理することに成功しました。これは、ミリ秒単位のクエリが可能であることを示しており、大規模なデータベースでも迅速な処理が維持されることを裏付けています。

このようなDDNのビッグデータに対する取り組みは、成長を示しながら業界から高い評価を受けており、更なるリーダーシップへの期待も高まっています。最近では、Inc.誌上での米国の急成長企業リストにおいて、売上高2億ドル以上のカテゴリーで最も急成長しているコンピュータ・ハードウェア企業として認められました。特に2009年から2011年までに、DDNは売上が81%成長し、同時期に売上が1億ドル以上成長した唯一の企業として記録されています。この成長に伴い、DDNのスタッフ数も253%増加し、グローバルにサポート体制が整備されました。

加えて、DDNは2012年第2四半期にIDCのWorldwide Quarterly Disk Storage Systems Trackerに調査対象企業として加わり、ハイスケール・システム・プロバイダーとしての地位を確立しました。これは、ストレージの購入意思決定における重要な情報源であると同時に、市場トレンドの理解を深めることにもつながります。

最後に、株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン(DDNジャパン)は、DDNの日本法人として、このビッグデータ向けストレージ・ソリューションを積極的に販売展開していく方針です。さらに詳しい情報はDDNのウェブサイトでご確認いただけます。DDNは、オンラインコンテンツや高性能クラウド、ライフサイエンスなど、幅広い業種において顧客のデータ活用を支援しています。

会社情報

会社名
株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン
住所
東京都千代田区四番町6-2東急番町ビル8F
電話番号
03-3261-9101

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