次世代セキュリティキー「PocketKey+」のご紹介
日本国内において、宏福商事合同会社が新しいFIDO2セキュリティキー「PocketKey+」の販売を開始しました。この製品は、香港のAdvanced Card Systems Ltd.(ACS)によるもので、USB Type-CとNFCの両方のインターフェースを備えることで、幅広いデバイスでのスムーズな認証を実現しています。
製品の特徴
「PocketKey+」は、既存モデル「PocketKey(Type-A)」の高い信頼性を引き継いでおり、セキュリティ機能が強化されています。FIDOアライアンスに認定されたこのキーは、各Webサービスごとに固有の鍵を生成し、不正ログインを防ぐための強力な防護策を提供します。具体的には、フィッシングやリプレイ攻撃を根本から排除することが可能です。
さらに、CTAP 2.1に準拠したこのセキュリティキーは、パスワードを利用せずに高次の認証を実現します。スマートフォンやタブレットでは、NFC技術を用いることでタップ一つで手軽にログインでき、ユーザーにとって極めて便利な仕様となっています。これに加え、TOTPやHOTP機能を設定により利用可能で、セキュリティ向上に役立ちます。
また、ECC p-256暗号化技術を駆使することで、キーをハードウェアレベルで安全に保存します。
ゼロトラストの推進
ゼロトラストセキュリティやIDaaS(Identity as a Service)の普及が進む中、企業や官公庁、教育機関における物理セキュリティキーの採用が加速しています。特に、USB Type-C端末およびスマートフォンの急増が背景にあり、「PocketKey+」はそのニーズに応えるべく、1台でPCとスマートフォン双方の多要素認証を完結する製品として開発されました。
宏福商事はACSの日本正規代理店として、導入コンサルティングから運用サポートまでを一貫して提供し、国内顧客のゼロトラスト推進に寄与します。顧客がパスワードレス化を「今すぐ取り組む」ものとして捉える中、「PocketKey+」がその重要な手段となることを目指しています。
入手方法
「PocketKey+」は2025年6月に販売開始され、参考価格は税込で5,000円です。購入は韋駄天販売サイトや、Amazonなどで可能です。また、法人向けにも直販での問い合わせを受け付けており、大量導入やOEMの相談も歓迎されています。
さらに、関連製品として、FIDOセキュリティキー「PocketKey(Type-A)」や、Bluetooth® NFCリーダーなども併せて展開されており、顧客の多様なニーズに応えています。
企業情報
Advanced Card Systems Ltd.(ACS)は1995年に設立され、スマートカードリーダーやFIDOセキュリティキー、NFCソリューションなどを提供しています。香港に本社を置く同社は、高度な技術と品質で知られ、多数の顧客から信頼されています。
宏福商事合同会社は、東京都荒川区を本拠地とし、貿易業務に特化した企業です。ACSの日本総代理店として、革新的な製品を日本市場に届ける役割を担っています。
お問い合わせ
Email: acsjapan(アットマーク)kofukutrading.com
URL:
https://www.kofukutrading.com
「PocketKey+」は、あなたのセキュリティを次のレベルに引き上げるための重要な道具となることでしょう。