音楽ユニットMAMEFUTATSUが新作ミュージックビデオを発表

音楽ユニットMAMEFUTATSUが新しい風を吹き込む

山梨県発の音楽ユニットMAMEFUTATSU（マメフタツ）が、最新作にあたるアルバム「Lucks and Tracks」のリリースを発表しました。このアルバムは2024年5月30日にCDおよび音源配信という形で市場に登場し、さらにその後の2024年7月29日にはカセットテープの限定販売を開始することが決定しました。このカセットテープはなんと50本限定で、MAMEFUTATSUの公式ウェブサイト及び演奏会場でしか手に入らない貴重なアイテムです。

特徴的なミュージックビデオの公開

カセットテープの発売と同じく、7月29日にYouTubeで収録曲「ŌTŌ」のミュージックビデオも公開されました。このミュージックビデオは、「Clouds」という曲のビデオに続くもので、アルバムからの2曲目になります。「ŌTŌ」では、採取されたサクランボが水に跳ねる音が収録されており、実際にその音を録音した畑での撮影が行われたとのことです。MAMEFUTATSUが東京から山梨に拠点を移して音楽活動を行う中で、地域特有のフィールドワークによる音の収集が音楽制作に活かされています。

地場音楽の魅力

MAMEFUTATSUは、音楽だけでなく、その土地ならではの素材を活かした「地場音楽」にも注目しています。果物や野菜、さらには民芸品などの地元産業と同じように、レコーディングを通じて得られた音は、その地域の独特な特性を持っています。これは、まさに音楽における「地場野菜」にも似たコンセプトとも言えるでしょう。また、同じ演者やスタッフによる制作が行われた「Clouds」と「ŌTŌ」という2作品には、それぞれ異なった世界観が表現されており、対比を楽しむことができます。

環境に配慮したカセットテープ

さらに、今回発売されるカセットテープには、環境に配慮したバイオ（ヘンプ）素材が使われています。通常のプラスチック製とは異なり、このヘンプは成長が早く、育成も容易で、自然に分解されるため、地球に優しい素材です。テープ表面に現れる繊維質の模様は1本1本異なり、その個体差も魅力の一つです。

MAMEFUTATSUについて

MAMEFUTATSUは2015年に結成された音楽デュオで、TORU（ボーカル、ギター、シンセサイザーなど）とARISA（ピアノ、キーボード、コーラスなど）から成り立っています。彼らは楽器だけでなく、自然の環境音やサウンドエフェクトを取り入れながら独自の音楽を創り出しています。これまでに4枚の作品を自主レーベルであるMUGENLIFE MUSIC RECORDSから発表しており、今回のアルバムもその一部となります。

公式ウェブサイトは以下の通りです。

音楽ユニットMAMEFUTATSUのこれからの活動から目が離せません。カセットテープ限定販売や新しいミュージックビデオを通じて、彼らの音楽の魅力をぜひ体験してみてください。

会社情報