フランスの風が舞う音楽祭
2025-09-17 14:09:47

六本木天祖神社で味わうフランスの風情、ジプシー・ジャズライブ開催

六本木天祖神社での音楽祭



2025年10月4日(土)、東京都港区の六本木天祖神社にて、心地よい音色が響き渡ります。その舞台は、フランス発祥の音楽スタイル「ジプシー・ジャズ」。これまでにも多くの人々に親しまれ、愛されてきたこのジャンルの魅力を、ぜひ皆さんにご紹介したいと思います。

ジプシー・ジャズとは何か?


「ジプシー・ジャズ」とは、主にバイオリン、ギター、ベースなどの弦楽器だけで構成されたスウィング・ジャズで、その軽快なリズムと哀愁漂うメロディが特徴的です。この音楽スタイルは、遊牧的な生活を送っていたロマ民族の音楽とスウィング・ジャズが融合して生まれました。重たい楽器を持ち運ぶことが難しかった彼らは、携帯性に優れた楽器を中心に演奏することで、独自の音楽文化を育んできました。バイオリンの優雅な音色は、聴く人を別世界へと誘います。

山本大暉さんの情熱


今回のライブを開催するのは、ジプシー・ジャズ専門のギタリスト、山本大暉(ヤマモトダイキ)さん。彼は中学生の時、伝説のギタリスト「ジャンゴ・ラインハルト」の演奏を偶然に見て、その魅力に引き込まれたと言います。「バイオリンによって生まれる哀愁とメランコリックなムードに心を掴まれました」と山本さんは語ります。そこから彼の音楽への情熱はさらに高まり、ついには脱サラして音楽の世界へ飛び込むことを決意しました。

今年の6月、フランスで行われた音楽祭に出演し、夢の一つを実現させた山本さん。彼の挑戦は続き、2025年には「Festival Django Reinhardt」にも出演予定です。このフェスティバルは、ジプシー・ジャズにとっての最高峰の祭典とされています。

神社でのライブ、異国の空気を感じる


山本さんは大学時代に神道を学んでおり、今回のライブは神道文化に造詣が深い彼にとって、特別な意味を持ちます。ライブが行われる六本木天祖神社は、深い歴史を持つ場所です。神社の境内で奏でられるジプシー・ジャズの音色は、まるでパリの街角にいるかのような感覚をもたらします。

「ボジョレー・ヌーボーの解禁時期とも重なるこの季節、ぜひ神社に足を運んでみてください。軽やかな音楽と共に心地よいひとときを過ごせます」と山本さんは述べています。

イベントの詳細


今回のジプシー・ジャズライブは、以下の通り行われます:
  • - 日時: 2025年10月4日(土) 16時開始
  • - 会場: 六本木天祖神社 境内
  • - 出演者: 山本大暉(ギター)、北床宗太郎(バイオリン)、ニコラ・カレ(ギター)、阿部恭平(ベース)
  • - 入場料: 無料(当日直接お越しください)

さらに、子供向けのぷち縁日や地元飲食店のフィッシュ&チップスなどのキッチンカーも出店予定です。

六本木天祖神社について


六本木天祖神社は、南北朝時代に創建され、多くの人々に親しまれてきました。厄除けや交通安全のご利益があり、訪れる人々に安らぎを提供しています。神社の美しい景観で、ジプシー・ジャズの魅力を感じながら、心ゆくまで楽しむことができるでしょう。

この機会にぜひ、六本木の地でフランスの風情を感じてみてください。音楽と共に心温まるひとときをお楽しみに!


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