世界との架け橋を目指す国際交流アートコンペ「Fuji-California Young Artists Expo 2025」

世界の学生とアートでつながる

国際交流をテーマにしたアートコンペティション「Fuji-California Young Artists Expo 2025」が新たに開催されます。この取り組みは、学校法人21世紀アカデメイアの学長、田坂広志氏が主導し、カリフォルニア州や山梨県、静岡県との官学連携によって実現されます。

昨年の開催では、約40カ国から800名の学生が参加し、国際的な議論が交わされました。今年は、参加国数を100カ国に拡大し、二千名の学生の参加を目指しています。テーマは「世界平和と協力」や「私の街・私の故郷」など、社会的な課題を反映したアート作品です。

応募概要

参加条件は学生であり、年齢や国籍は問いません。応募作品はデジタルデータ形式で受け付け、オンラインギャラリーで全作品が展示されます。最優秀作品は、世界各地の「国際巡回展」での展示機会が与えられ、特別賞を受賞したクリエイターにはカリフォルニアへの招待訪問という特典も用意されています。

2025年の作品応募締め切りは5月15日。その結果発表は6月2日に行われ、オンラインで視聴可能です。公式サイトでは、さらに詳しい情報を提供しているので、訪問してみてください。

作品テーマ

本コンペティションには、以下の複数の部門が設けられています。

1. 私の街・私の故郷 (My City, My Town)
2. アイデンティティと自己表現 (My Identity & Self Expression)
3. 世界平和と協力 (World Peace and Cooperation)
4. 自由テーマ (Open Category)
5. 動画 (Video Entries)
6. 言霊プレゼンテーション (KOTODAMA Presentation)

参加者は自由な発想で作品を制作し、自身のメッセージを世界に発信する機会を得られます。

アートを通じたコミュニケーション

21世紀アカデメイアでは、一万名の学生が自由にアート作品を鑑賞し、気に入った作品に対して感想を作者に伝えるプログラムも実施しています。ここでは、ECSAITを活用し、海外の若手アーティストたちと深いメッセージを交換します。この活動はアートを通じた国際交流の新たな形として注目されています。

田坂広志学長のビジョン

田坂広志学長は、「Fuji-California Young Artists Expo」の意義をこう語ります。「アートは人々を結びつけ、文化を越えて理解を深める力を持っています。このコンペを通して、若者たちにその可能性を感じてもらいたい」とのメッセージを伝えています。彼のリーダーシップの下、21世紀アカデメイアは新たな人材育成の場として注目されています。