VISH株式会社が園支援システムを無料で提供
愛知県名古屋市に本社を置くVISH株式会社は、幼稚園や保育園向けのICTシステム、「園支援システム+バスキャッチ」を活用した新しいガイドブックを発表しました。このガイドブックのタイトルは『東一の江こども園に学ぶ!活動報告の活用ガイド』で、2026年7月6日に無料公開されました。これは、東京都江戸川区にある東一の江こども園からの取材をもとに、幼児教育や保育の現場で情報共有や書類作成に悩む多くの園に向けたものです。
公開の背景
近年、幼児教育の現場ではICTの活用が業務効率化だけでなく、保育の質向上の重要な要素とされています。2026年度から創設される「保育ICT推進加算」でも、業務負担の軽減と教育・保育の質向上が求められており、その必要性は高まっています。しかし、実際には多くの園で、せっかく作成した記録が埋もれてしまうケースが多くあります。
VISH株式会社は、こうした問題を解決するために、書類の形骸化を避ける方法として情報の検索や活用を容易にすることを目的としたノウハウをまとめたガイドを作成しました。このガイドブックは、東一の江こども園の先進的な取り組みを取り入れた内容となっています。
東一の江こども園の理念
東一の江こども園の理事長である田澤里喜氏は、記録作成においてフォーマットに縛られることが悪影響を及ぼすことを指摘しています。自由な記述がこどもに対する理解を深めることに繋がるとし、保育者自身の言葉で記録を書くことが大切だと述べています。記録を通じて保育者の専門性を育てることが、子どもの理解につながるという考え方は、このガイドブックの中核を成しています。
ガイドブックの内容
このガイドブックはA4サイズ、全16ページで構成され、PDF形式で提供されます。以下は主な内容のポイントです。
- - 情報共有の課題: 現場での情報共有における一般的な問題を整理。
- - 一本化の変化: 全記録をまとめることで起こる変化について。
- - 自由記述の重要性: 自由に記述することで見えてくる本当の記録の価値。
- - 心理的安全性: 心に安心感を持たせることで、多面的な子ども理解を築く方法。
- - 簡単にできる園内情報共有の3ステップ: 明日から取り組むことが可能な具体的な手順。
園内での情報共有や面談に課題を抱えるすべての園にとって、役立つ内容が詰まっています。興味のある園は公式サイトから直接ダウンロードすることができます。
課題を抱える施設に最適
この資料は、以下のような課題を持つ幼稚園や保育園に特におすすめです。
- - 園内の情報共有が少人数の口頭や個々のメモに偏っていて、他の教員の視点が反映されない。
- - 面談の準備で情報を探す際に手間取る。
- - 進級時の引き継ぎ資料作成に苦労している。
- - 保護者とのトラブル対応の情報を全体で共有したい。
- - 記録を悩みをもつ保育者の育成や子どもへの理解に活かせたい。
未来に向けたICTの取り組み
VISH株式会社は、園支援システムの活用によって、現場の負担を軽減し、保育の質を高めることを目指しています。特に、活動報告機能は、教員がモバイル端末を用いて簡単に記録できるため、日々の活動を容易に共有することが可能です。また、生成AIを利用した新機能の導入により、記録を通じて指導要録の作成も大幅に簡易化されます。
これからの幼児教育におけるICTの活用の未来について、VISH株式会社は多様なアプローチで園経営をサポートし続けます。