飲み会代の経費精算が手軽に
2023年10月より施行されたインボイス制度により、経理業務での飲み会代の扱いがますます厳しくなっています。株式会社Canviがこの問題を解決するために新たに登場させたのが、飲み会精算アプリ『幹事Pay』です。このアプリは業界初の『割り勘領収書 自動発行スキーム』を採用し、参加者それぞれが簡単に領収書を取得できるようになります。
背景と課題
飲み会に参加する人数が多い場合、通常、領収書は幹事に一枚だけ発行されます。幹事はその領収書を持って経費精算を行う必要がありますが、インボイス制度施行後は課題が山積みです。これまでの対処方法では不十分な点が多く、例えば適格請求書の登録番号や運営会社名が必要という新たな要件が経理に負担をかけています。
【具体的な課題】
1.
適格請求書発行事業者登録番号の記載が必須
2.
店舗名と運営会社名の両方の記載が必要
3. 参加者分の領収書を再発行するのが困難
4. LINEやメールで領収書画像を共有しても個々の負担額が不明瞭
これにより、経費精算を行えないケースが増えています。このような状況を打破するために、『幹事Pay』が新たな解決策を提供します。
自動発行スキームの仕組み
『幹事Pay』の『割り勘領収書 自動発行スキーム』は以下の4つのステップで構成されています。
ステップ 1: 原本領収書の取り込み
幹事がスマホで領収書を撮影することで、Google Cloud Document AIを活用したOCRエンジンが情報を自動的に抽出します。必要な情報は店舗名や運営会社名、登録番号、合計金額などです。
ステップ 2: 按分計算
参加者それぞれの人数や参加ステージに応じて、負担額を自動的に計算します。この計算によって、負担金額の透明性が確保されます。
ステップ 3: 個別領収書のPDF生成
自動生成されたPDFには、インボイス要件を全て満たした内容が記載されており、参加者には各自の分が提供されます。
ステップ 4: 簡単なダウンロード
参加者は、指定されたリンクから自分専用のPDFをワンタッチで取得することができ、経費精算システムにそのまま添付可能です。
特許出願済みの技術的特徴
このスキームは特許出願も行なっており、幾つかの独自性があります。特に、費用の負担額を事後に追跡可能にし、税務調査にも応えられる履歴を保持しています。また、電子帳簿保存法にも対応しており、タイムスタンプを付与した質の高いデータの保管が可能です。
利用シーン
このサービスは、会社の懇親会や歓送迎会、取引先との接待など、さまざまなシーンで活用できます。具体的には、参加者が自分の負担分を簡単に経費精算できるので、経理業務は大幅に効率化されます。
登録方法とサービス開始日
2026年5月25日よりβ版として公開され、しばらくの間、サービス利用料は無料です。利用者はGoogleアカウントまたはメールアドレスで簡単に登録でき、領収書撮影後は参加者リンクを発行するだけで自動発行の仕組みが適用されます。
最後に
『幹事Pay』の登場により、飲み会の経費精算はこれまでにないほどスムーズに行えるようになります。経理業務を軽減し、楽しい飲み会をさらに充実させるこの新サービスにぜひ注目してください。