KYOBASHI ART WALL
2022-02-21 14:00:45

京橋の現代アートを発表する「KYOBASHI ART WALL」第1回結果発表!

KYOBASHI ART WALL 第1回優秀作品が決定



2021年11月から12月にかけて行われた「KYOBASHI ART WALL」の応募が行われ、國際から222点の作品が集まりました。この公募项目の目的は、若手アーティストを発掘し支援することです。審査には笠原美智子氏(公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館副館長)と小山登美夫氏(小山登美夫ギャラリー代表)が参加し、選ばれた優秀作品2点、奨励作品2点が発表されました。優秀作品には、賞金25万円のほか、東京都中央区のギャラリーでの展覧会開催が予定されています。

「KYOBASHI ART WALL」とは


「KYOBASHI ART WALL」は、京橋地域での新しいアートシーンの発展を目指している現代アート作品の公募プロジェクトです。2024年にオープン予定の新TODAビルに向けて、半年ごとに優秀作品を選定し、各回2点の作品を展示します。優秀作品は、仮囲や周辺の公共スペースで展示され、京橋から新進アーティストを世に送り出す役割を担っています。

TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHIとの連携


本プロジェクトは、東京・京橋のギャラリーである四季彩舎とTOMOHIKO YOSHINO GALLERYによって始められた「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」と共催されています。京橋地域は多くの古美術商や画廊が集まる場所であり、次世代アートシーンの発展を象徴する役割を果たしています。

第1回優秀作品の紹介


作品名:Hole


アーティスト名:Kokeshisky / コケシスキー
制作年:2021年
素材:キャンバスにアクリル
サイズ:H65.2×W65.2cm
この作品は、礫の山の裾広がりの形状をドレスに見立て、ドレスと礫という対比をテーマにしています。作者は時間の積み重なりを表現することを重視しており、異なる時間が融合した瞬間を描き出しています。

作品名:space -under the ground-


アーティスト名:佐々木 香輔
制作年:2020年
素材:デジタルタイプCプリント
サイズ:H53×W79.5cm
この作品は、私たちの足元にある地下空間に設置された地震研究装置を写真で捉えたものです。地下空間の暗闇から光を持ち込み、複数枚の画像を合成することで制作されました。この作品は、現実には存在しない風景を具現化しています。

奨励作品の紹介


作品名:夜


アーティスト名:奥山 広樹
制作年:2021年
素材:インクジェットプリント
主に写真を用いた表現活動を行っているアーティストです。発見することと自らの感情を補完する作品を展開しています。

作品名:signal


アーティスト名:戸田 沙也加
制作年:2021年
素材:archival pigment print
女の子や動植物の形を通した作品を手がけ、醜美をテーマにした表現を行っています。

展示情報


本プロジェクトの優秀作品は、新TODAビル建設中の仮囲に掲示される予定で、展示期間は2022年2月21日から2023年11月までを予定しています。また、優秀作品の展覧会が京橋のギャラリーでも開催される計画です。これにより、京橋は今後もアートの発信地としての役割を担うことでしょう。

参加の意義


「KYOBASHI ART WALL」は、アーティストたちが自らの創作意欲を発信する場を提供し、観客と作品が触れ合う機会を創出します。若手アーティストたちにとって、このような公募企画は貴重な表現の場となり、多くの人々に彼らの作品を知ってもらう機会ともなります。

詳細については、公式ホームページをチェックしてみてください。

会社情報

会社名
戸田建設株式会社
住所
中央区京橋1-7-1TODA BUILDING
電話番号
03-3535-1356

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。