不動産投資をサポートする大家検定
大家検定(正式名:賃貸経営実務検定)が、全国34ヶ所にて一般受験を開始します。この資格は、不動産投資や賃貸経営についての実務知識を身につけた専門家たちが作り上げた、日本初の不動産投資専門資格です。これから不動産投資を始める方や、すでに経営を行っている方にとって、非常に役立つ内容が含まれています。
この検定プログラムでは、初めての不動産投資から土地活用、賃貸経営、空室対策、税金対策、相続対策、さらには資産家の事業承継問題に至るまで、不動産に関連する幅広い知識を学ぶことができます。そのため、試験に挑戦することで、スキルアップを図ることはもちろん、即実践に活かすことも可能です。特に不動産業界では、この検定によって良質な賃貸住宅の供給が促進され、内需の拡大が期待されるほか、各地での敷金や更新料返還に関する訴訟、滞納督促、立ち退きに関連する問題の解決に繋がることが期待されています。
検定の内容
2級試験
2級は、賃貸経営に不可欠な法律知識、税務、ファイナンス、管理実務、入居者トラブルへの対処法、さらに外国人や高齢者の入居に関する知識を含みます。これらの情報は、賃貸経営をスムーズに行うために必要不可欠です。
1級試験
一方、1級ではライフプランに応じた投資のスタイル、不動産投資の実務知識、調査方法、法規、借地、競売、事業収支計画、建築構造に関する深い理解が求められます。これにより、より高度な不動産投資の戦略を立てることができるようになります。
試験システムの特徴
この大家検定は、CBT試験方式を採用しており、Computer Based Testing(コンピュータを用いた試験)により、全国34ヶ所で好きな時に受験が可能なシステムが構築されています。受験者は、自分の都合の良い日時、場所で試験を受けられるため、大変便利です。また、試験の合否もその日のうちに判定されるため、受験後すぐに結果を知ることができます。
2級、1級ともに試験の出題数は50問、解答時間は60分で、合格には7割以上の正答率が求められます。
受験方法
受験には、一般受験と各支部が行う認定講座を修了後に受ける方法の2通りがあります。認定講座を受講して修了試験に合格すると、試験の出題数が5問免除されるため、より試験が受けやすくなります。
実施日程
2級:2021年10月15日(木)より
1級:2021年11月16日(月)より
2級:2021年11月1日(日)より
1級:2021年12月1日(火)より
詳細は公式ウェブサイト(http://www.ooyakentei.com/)を確認してください。また、「大家検定」と検索することで情報を得ることもできます。
お問い合わせ先
一般財団法人 日本不動産コミュニティー
住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-3-6 7F
電話:03-6202-2840
FAX:03-6202-2841
メール:
[email protected]
担当:鈴木、小林 まで