エネルギー管理革新
2024-09-25 13:35:03

LiLzと大崎電気工業の提携で進化するエネルギー管理サービス

LiLzと大崎電気工業が業務提携



近年、エネルギー効率化が求められる中、IoTやAIの技術が重要な役割を担っています。このたび、沖縄県宜野湾市のLiLz株式会社(以下「LiLz」)と東京都品川区の大崎電気工業株式会社(以下「大崎電気」)が業務提携を結び、エネルギー管理の新たな革新を目指します。

この提携により、LiLzの提供するAIサービス「LiLz Gauge(リルズゲージ)」が、大崎電気の「スポット計測サービス」と連携します。これにより、既存のアナログメーターの情報をデジタル化することが可能となり、エネルギー管理を一層効率的に行えるようになります。

提携の背景と目的


両社が手を結ぶ背景には、エネルギー消費の見える化と管理の必要性があります。従来のアナログメーターでは、情報を収集・分析するのが困難でしたが、LiLz Gaugeが導入されることで、工場や設備のエネルギー使用状況がリアルタイムで確認できるようになります。

大崎電気の「スポット計測サービス」は、工場や設備のエネルギー消費を測るだけでなく、これまで難しかったアナログデータをデジタルに変換し、管理者が簡単に利用できるようになります。これにより、エネルギー効率化への取り組みが大きく前進することが期待されています。

LiLz Gaugeの特徴


「LiLz Gauge」は、アナログメーターの自動読み取りを実現したAIサービスです。機械学習や画像処理技術を駆使し、アナログデータをデジタル化します。これにより、異常の検出も可能となり、管理者は迅速に対応できるようになります。さらに、デジタル化したデータは、エネルギー管理プラットフォーム「O-SOL(オーソル)」を通じてクラウド上で分析が可能です。

ユーザーへのメリット


この提携により、「スポット計測サービス」のユーザーは、エネルギー消費の把握が容易になり、効率的な省エネ施策の導入が促進されます。具体的には、エネルギー使用状況が可視化され、計測データの分析が支援されることで、現場ごとの省エネ活動が効果的に進められるようになるのです。

大崎電気の執行役員である小野信之氏は、「今回の提携により、迅速で正確なエネルギー管理が実現することを嬉しく思います。多くの企業のエネルギー効率化を促進し、持続可能な社会に寄与できると信じています」とコメントしています。

LiLzの代表、大西敬吾氏も、「工場や施設のエネルギー管理を改善できることを嬉しく思います。分析の選択肢が広がることで、企業のエネルギー効率化への取り組みが加速されるよう共に努力して参ります」と語っています。

今後の展開


今後、両社はさらに連携を深め、エネルギー管理サービスの向上を目指します。特に、2024年10月には大阪で開催される「ものづくりワールド大阪」に出展し、LiLz Gaugeを実際に紹介する予定です。観客には事前登録が必要となりますが、このイベントを通じて多くの企業に新技術が紹介されることは間違いありません。

この提携がもたらす新たなエネルギー管理の形に、今後も目が離せません。


画像1

画像2

会社情報

会社名
LiLz株式会社
住所
沖縄県宜野湾市我如古2-3-7 2F
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。