脱炭素社会に向けた挑戦!KGモーターズへの投資実施
株式会社ドーガンは、脱炭素化を加速させるための事業に特化したファンド「ドーガンMGXファンド」を設立し、その第1号投資案件としてKGモーターズ株式会社に対する投資を発表しました。この取り組みは、九州からせとうち地域そして日本全体におけるモビリティ領域の脱炭素化に寄与することを目的としています。
ドーガンMGXファンドの背景
ドーガンMGXファンドは、環境負荷が少なく持続可能な事業に投資するために設立されました。脱炭素化に貢献するビジネスモデルを持つ企業へ積極的な投資を行うことで、地域社会にも貢献することを目指しています。今回の投資先であるKGモーターズを通じて、その理念が具現化されることが期待されています。
KGモーターズのビジョン
KGモーターズは、「今日より明日が良くなる未来を創る」というビジョンのもと、維持コストや環境への影響が少ない小型モビリティロボット「mibot」を開発しています。この製品は、楽しく、安全に、かつ手頃な価格での移動を可能にすることを目的としており、未来の移動体験を新たにすることを目指しています。これにより、誰もが快適で自由に移動できる社会の実現に向けた一歩を踏み出しています。
mibotは個人用の小型EVで、特にその名の通りの「ミニマムなモビリティロボット」として設計されています。独特なレトロかつ未来的なデザインに加え、高い安全性能や快適性も兼ね備えています。特に熱い注目を集めているのは、エアコンやドアを装備した快適さと、維持コストの低さです。
今後の展望
KGモーターズは2025年10月からの量産開始を見込んでおり、予約も好調に進んでいます。2025年4月末時点で、累計で2,200台以上の予約がなされ、法人からの予約も400件を超えています。今後は、しっかりとした生産体制や品質管理の整備に注力し、初期ロットの量産試作や部材の調達を進める予定です。今回のドーガンMGXファンドからの投資資金は、これらの重要なステップを実現するために活用されます。
脱炭素社会を目指して
ドーガンMGXファンドは、電動化や脱炭素化にとどまらず、地域資源を生かした自然エネルギーや省エネ・省力化等にも目を向けています。これにより、地域経済の成長を促しつつ、カーボンニュートラル社会の実現に寄与する多様な事業へと拡大していく考えです。
このように、ドーガンMGXファンドとKGモーターズの協力により、持続可能な未来を実現するための有意義な挑戦が始まります。日本の移動手段の未来を変えるこの取り組みに、引き続き注目が集まることでしょう。