アイドック株式会社が提供する電子書籍読み放題サービス『bookend(ブックエンド)』が、株式会社クリーンシステム科学研究所が運営する月刊誌『ビルクリーニング』の電子版に正式に採用されました。この新たな協力により、読者はますます便利に専門的な情報にアクセスできるようになります。
『ビルクリーニング 電子版』は、紙版の定期購読者が特典として利用できるほか、非会員も読み放題サービス内で決済することで、この電子版を楽しむことができます。特筆すべきは、最新号に加え、過去3年分のバックナンバーがいつでも利便性高く閲覧可能だということです。そのため、読者は移動中でも自宅からでも、スマートフォンやタブレットを使って簡単に情報を得ることができるのです。
特に、『ビルクリーニング 電子版』では、会員が申し込み時に入力したID(メールアドレス)と、クリーンシステム科学研究所から通知されたパスワードを使用してログインし、契約に基づく書籍を1ヶ月間または12ヶ月間読み放題で楽しめる仕組みが整っています。コンテンツは専用アプリを必要とせず、ブラウザを通じて快適に閲覧できるため、多様なデバイスで利用可能です。
さらに、『bookend』の採用によって、ユーザーは豊富なバックナンバーを横断的に検索したり、興味のあるページにブックマークを付けるなど、便利な機能を活用できるようになりました。これは電子書籍の長所を最大限に引き出すスタイルであり、クリーンシステム科学研究所の取り組みとしても大いに期待されるポイントでしょう。
■『bookend読み放題サービス』の詳細は以下の通りです:
- - 閲覧方法:bookend viewを使ったブラウザ経由での閲覧
- - コンテンツ形式:PDF
- - 対応プラットフォーム:Windows、Mac、iOS、Android、ChromeOS
- - DRM機能:WindowsおよびMacでは画面キャプチャを制限し、ブラウザウィンドウからフォーカスが外れると一時的にコンテンツが非表示となります。
更に、コンテンツ毎の閲覧数やユーザー毎の閲覧履歴を把握できるアナリティクス機能も搭載されています。これにより、どのコンテンツがどれだけの引きがあったのかを分析し、さらなるコンテンツの質を保証することが可能です。
株式会社クリーンシステム科学研究所の月刊『ビルクリーニング』編集長である比地岡 貴世氏も、『bookend』の導入を決定した理由の一つとして、電子書籍プラットフォームの選択肢が限られている中で、商業向けの機能や料金体系が自社には適していたとコメントしています。過去に確保している多くのバックナンバーに関しても、他のサービスでは高額になるリスクがあったため、データ容量に依存しない『bookend』のシステムが大変助かるとのことです。また、今後は過去7年分や特集記事、自社の出版物までデジタル化していく予定もあり、会員にはさらなる価値が提供されることになりそうです。
このように、アイドックの『bookend』は、電書市場での革新を促進するだけでなく、クリーンシステム科学研究所にとっても情報提供の幅を広げる重要なツールとなっています。このサービスの導入により、今後ますます多くの専門的なコンテンツが利用できることを期待しています。