AIボイスボット「commubo」の導入で業務効率化と債権回収率向上
Quants株式会社は、急成長を遂げる中で債権管理業務の効率化が急務となりました。そこでAIボイスボット「commubo」を導入し、着信履歴の残る督促コールの効果を最大化しました。この決定に至った背景や導入後の効果を掘り下げてみましょう。
導入に至る背景
Quantsの債権管理セクションは、支払日を過ぎた顧客への督促コールを行っています。このプロセスで重要なのは「1日3回の架電」で、相手に印象を残す上で非常に効果的です。しかし、事業の急成長とともに債務者数が150名から1,200名へと増加し、有人対応だけでは業務が追いつかない状況が続きました。このような危機感から、業務自動化の検討が始まりました。
選定にあたっては少人数の体制を考慮し、導入がスピーディにできるツールを求めました。その結果、最適な選択肢としてAIボイスボット「commubo」が浮上しました。
commuboの導入効果
commuboの導入によって、クライアントからの高い要望に応える形で、迅速に運用を開始しました。このボイスボットは、電話リストを一斉にインポートし、架電業務をルーティン化することで効率化を図りました。特に大規模な架電から「1日3回の架電」を実現し、導入前よりも債権回収率が確実に向上しました。
具体的な向上ポイント
1.
継続的な架電:架電対象が急増する中で、毎日「1日3回の架電」を達成することができました。これにより、督促の頻度が高まり、顧客に支払の意思を確認しやすくなりました。
2.
リマインド効果:複数回のコールを行うことで、顧客が着信履歴に気づきやすくなり、自然とリマインド効果が生まれました。
3.
人員の集中化:commuboによって大量の架電業務が担われることで、社員は他の複雑な対応に専念しやすくなりました。これにより、業務全体の効率性が向上しました。
今後の展望
ソフトフロントジャパンでは、引き続きコンタクトセンターの運営がしやすい業務環境を提供していくことを目指しています。「commubo」は現在、400社以上で導入されており、契約継続率は98.1%という高い実績を誇ります。このボイスボットが、今後も多くの企業の成長を支える存在であり続けることを願っています。
Quantsについて
Quantsは、2017年に設立されたAI定性与信審査をベースとした企業で、債権流動化事業や決済代行業を営んでいます。近年では、経済産業省から事業再構築補助金の対象として採択されるなど、注目を集めています。自社取り扱いの保証付サービス「Fimple決済」や「Fimple保証」を通じて、顧客のニーズに応えるサービスを展開しています。
commuboの活用方法
commuboは、様々な業務フローに柔軟に適応できる特性を持っており、コールセンター業務以外でも活用が期待されています。自動化や効率化のために必要な機能が充実しており、今後の展開が注目されるボイスボットサービスです。詳細は公式サイトで確認することができます。
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