ガザの人々を支える新たなサポーター募集中！国際協力NGOの取り組み

ガザ地区を救う『パレスチナ・ガザ緊急支援サポーター』

国際協力NGOパルシックが、新たに始めた『パレスチナ・ガザ緊急支援サポーターキャンペーン』の募集が、2023年10月から始まりました。このキャンペーンは、壊滅的な状況にあるパレスチナ・ガザ地区において、人々の命をつなぐ支援を届けることを目的としています。現在、約200名のサポーターを募集中です。

ガザの厳しい実情

2023年に入ってから、ガザ地区では5万5千人以上が命を落とし、人口の9割以上が家を失っています。多くの人々が厳しい避難生活を強いられ、医療や衛生環境は悪化しています。物資の流入が制限され、食料や水、医薬品が不足し、感染症が蔓延する危険性も高まっています。

支援内容と寄付の概要

このキャンペーンを通じて、月額500円から寄付を行うことが可能です。寄付金は、下記のような具体的な支援に使われます:

- 衛生用品の配布: 清掃用具といった衛生用品を提供し、避難所の清潔さを維持。
- 養鶏農家との連携: 栄養不足に悩む子供たちに卵を届けるため、養鶏農家を支援。
- 家庭菜園の支援: 生ごみを活用して、家庭菜園を広げる活動。
- 新生児への支援: 粉ミルクとおむつを新生児に届けることにフォーカス。

サポーターになった方々には、活動レポートや現地のスタッフとの交流の機会が用意されています。

パルシックのこれまでの活動

パルシックは、2014年のガザ戦争以降、地域の人々の生活を支えるために活動を開始しました。農業支援や心理ケア、地域循環を目指した環境保護に取り組んできました。

また、女性グループに対する酪農支援や、生活物資の配布を行い、数多くの避難民に手を差し伸べています。特に悪化する在庫不足の中でも、食料や衛生用品を届けることに注力しています。

日本の皆さまへの呼びかけ

孤立無援の状況にあるガザの人々に、私たちができることは、彼らを支えることです。現地のスタッフは自らも災害で家族を失っているにもかかわらず、仲間を支え続けています。この緊急支援を通して、命を守る手助けをすることの重要性を感じてもらえればと思います。

私たちと一緒に、ガザの人々の生命と尊厳を守っていきましょう。彼らに寄り添う支援の輪を広げることが、今こそ必要です。