株式会社Detoは、岐阜県岐阜市にファインバブル技術に特化した研究開発センター「ファインバブル・ラボ」を設立しました。これは、設立から60年を迎えた同社の新たな取り組みとして、多様な水まわり商品の開発をさらに推進するものです。これにより、ファインバブル関連の測定や試験の精度を一層高め、より信頼性の高いデータを得ることが可能になります。
構築の背景
Detoは、事業の拡大に合わせて水まわり商品の開発を強化するため、研究開発センターの設立を決定しました。新設のファインバブル・ラボでは、クリーンルームを導入することで、外部環境からの干渉を最小限に抑え、信頼性の高いデータ収集を実現します。この投資は、従来の測定方法よりも精度が向上することを約束しており、顧客へのサービス向上にも寄与することが期待されています。
新たな設備と機能
研究開発センター内には、ファインバブルに特化したクリーンルームの他に、電子試験室や水まわり商品の検証室が設けられています。これにより、お客様から持ち込まれた製品の性能テストが今まで以上に柔軟に行えるようになるため、顧客のニーズに応じたサービスを提供することが可能です。また、ファインバブル技術の進歩や普及をさらに促進するため、蓄積したデータを基にしたオープンデータベースの構築も予定されています。
先端技術に基づく試験プロセス
ファインバブル・ラボでは、「ウルトラファインバブル」(UFB)と「マイクロバブル」(MB)のそれぞれ専用の測定装置が完備されています。これにより、製品や機器を持ち込んで行う測定や、純水を用いた測定、さらには水圧や温度の条件を設定して、よりターゲットにふさわしい測定環境を提供することができます。顧客の要求に応じ、柔軟な対応を念頭に置いています。
Detoは、一般社団法人ファインバブル産業会の指定ラボとして、さまざまなファインバブル製品や発生機の性能評価を行っています。この新しい研究開発センターの設立により、Detoはファインバブル関連の技術革新において重要な役割を果たすことが期待されます。
会社情報
株式会社Detoは1965年に設立され、資本金は3,415万円です。その本社は岐阜県岐阜市に位置し、代表取締役社長は恩田多賀雄氏です。今回のラボ設立は、同社の技術力と業界への貢献のさらなる強化を表すものと言えるでしょう。
詳細情報は、
Detoの公式ウェブサイトで確認できます。