受動喫煙対策イベント
2019-10-29 17:29:29

受動喫煙対策の重要性を訴える啓発イベントが開催されました

受動喫煙対策の新時代の幕開け



厚生労働省は、2019年10月28日に東京ミッドタウン日比谷アトリウムにて、受動喫煙対策に関する啓発イベントを実施しました。このイベントは、2020年4月から施行される改正健康増進法について広く周知することを目的としており、大きな注目を集めました。

改正健康増進法とは?


改正健康増進法では、飲食店を含む多くの施設が原則屋内禁煙となります。また、喫煙室を設置する場合には、その出入口に標識を掲示することが義務化され、20歳未満の若者が喫煙エリアに立ち入ることが禁止されるのも大きなポイントです。この法律の目的は、受動喫煙を防ぎ、皆が安心して生活できる環境を作ることにあります。

イベントの概要


イベントには、厚生労働省の神ノ田昌博健康局健康課長が登壇し、改正健康増進法の施行に向けた取り組みについて語りました。彼は、「東京オリンピック・パラリンピックのタイミングで、受動喫煙のない心地よい環境を創出したい」と希望を述べました。

ゲストには、ラグビー日本代表の畠山健介選手や、受動喫煙対策推進キャラクターを務める岡田結実さんが参加しました。岡田さんは、「ルールとマナーが整備されることで、より快適な社会になることを期待しています」と語り、畠山選手も「ルールを守る社会を築いていきましょう」と意気込みを示しました。

新しいマスコットとポスター


イベントには、受動喫煙対策推進のマスコット「けむいモン」が登場し、全国のご当地キャラクターとコラボレーションした新たなポスターを発表しました。このポスターは、宮城県のむすび丸や大阪府のもずやんといった地域キャラクターとのコラボレーションが特徴です。岡田さんはその可愛さに感激し、「インパクトのあるデザインですね」とコメントしました。

参加者は新たに手に入れたビジュアルを楽しみながら、受動喫煙対策を一層意識することができました。さらに、イベントで紹介されたポスターは、特設サイトからもダウンロード可能です。

今後の展望


受動喫煙防止に向けた助成金制度も発表され、中小企業が必要な経費をサポートされる仕組みも導入されました。この制度では、設備の設置などにかかる費用の一部を助成するとしており、より多くの施設が受動喫煙対策を行うことを期待されています。

2020年施行に向けての動きは着実に進んでいます。このイベントを通じて、参加者だけでなく、多くの人々に受動喫煙対策の必要性が伝わっていくことでしょう。今後も、啓発活動が続けられ、受動喫煙のない社会の実現を目指していく動きが加速することに期待が寄せられています。

会社情報

会社名
厚生労働省
住所
東京都千代田区霞が関1-2-2
電話番号
03-5253-1111

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