日本福祉大学といぶき福祉会の地域づくりプロジェクト
日本福祉大学の学生たちは、障害者福祉を通じて地域におけるつながりや新たな価値を生み出すために、斬新なプロジェクトに取り組んでいます。この取り組みは、社会福祉法人いぶき福祉会との連携により実現しました。いぶき福祉会は岐阜市で障害者福祉サービスを提供しており、地域社会の中での障害者の生活の質向上を目指しています。
このプロジェクトの一環として、学生たちは3日間の事前学習とフィールドワークを経て、地域に関する音源を収録し、コミュニティーラジオ番組を制作しました。彼らの制作した番組は、地域社会の現状や課題を探る内容であり、地域の人々との交流を通じて得た洞察や思いも反映されています。
成果報告会の詳細
この度、プロジェクトの成果を発表する報告会が開催されます。日時は2024年9月6日(金)午前10時30分から12時まで、岐阜市出屋敷430防災室で行われます。この報告会では、学生たちが制作したラジオ番組の音源を実際に聴いていただき、制作過程での学びや地域を見つめる視点について共有します。また、参加者同士での意見交換も行い、地域との関わりを新たに考える機会にします。
この成果報告会は、日本福祉大学が主催し、いぶき福祉会が共催しています。コミュニティの未来を共に考えるこの場に、ぜひご参加いただきたいと思います。
ポッドキャストでも公開
一方で、学生たちが制作したラジオ番組はいぶき福祉会のポッドキャスト番組である「いぶきのえんがわラジオ」にて公開されます。地域の声を聴くとともに、学生たちの若い感性による視点で語られる内容は、多くの人に新たな気づきを与えることでしょう。
いぶき福祉会の概要
いぶき福祉会は1994年に設立された岐阜市初の社会福祉法人で、障害のある方とその家族、地域住民が力を合わせて、得られるサービスや支援の質を高めることを目指しています。「どんな障害のある方でも生き生きと暮らせる地域を作る」という理念のもと、様々な障害福祉サービスを提供しています。特に、共同生活援助や生活介護事業など、多岐にわたる支援を行っており、地域における重要な役割を担っています。
2024年には法人設立30周年を迎え、さらなる地域貢献を目指したプロジェクトを展開しています。また、さまざまなプロジェクトや商品を通じて地域貢献や雇用の創出を図り、「招き猫マドレーヌ」や「かりんとう」、「草木染め」などは多くの支持を得ています。
まとめ
日本福祉大学の学生たちが、地域づくりの進展に向けて果敢に取り組んでいる姿が、地域社会に新たな風を吹き込んでいます。この機会に彼らの努力を肌で感じ、地域の未来について共に考えてみませんか。皆さんの参加を心よりお待ちしております。