北九州市八幡東区で始まる新しいITプロジェクト『わくTECHプロジェクト』

地域とつながりを築く『わくTECHプロジェクト』の誕生

北九州市八幡東区のNPO法人わくわーくが、この秋新たに開講するのが『わくTECHプロジェクト』です。このプロジェクトは、ITに興味がある方々のために設計されており、「実践」と「学び」の2つの側面から参加者をサポートします。世代や立場を超えて、仲間と一緒にITスキルを学びながら地域に新しい風を吹き込む社会貢献型のイベントとなっています。

誰でも参加できる環境を提供

『わくTECHプロジェクト』は、IT初心者から経験者まで、誰でも自分のペースで学べる環境を整えています。専門のスキルを持つ講師陣がプロボノとして参加し、実践的な学びの場を提供します。これにより、自分の興味や目標に応じた学びを進めることが可能です。地域に住む方々が集まり、ITを通じての交流が生まれるのは、新たなコミュニティ作りにも貢献します。

まずは、『くるくる』の取り組みから

わくわーくは、障がい福祉サービス「BOCCHI」を提供し、さらに子どもからお年寄りまで、誰もが気軽に立ち寄れる「多世代交流スペースくるくる」を運営しています。この空間には年間約5,000人が訪れ、地域のつながりを育んでいます。運営の中心には、心地よい環境を提供したいという強い思いがあり、2024年度には北九州市産の木材『KiTAQ WOOD』を使った空間づくりが予定されています。この取り組みは地元の学生や企業と協力し、笑顔あふれる未来を目指しています。

草の根のIT学習

『わくTECHプロジェクト』の立ち上げも同様の背景から生まれました。ITを駆使して「くるくる」をさらなる楽しさと多様性を持った場所に変えていく狙いがあります。参加者は自分の興味に合わせたペースで学び、地域の仲間とつながることができます。

プロジェクトの初回は9月14日（日）から始まり、以降は2027年3月までの間、日曜日に1～2回実施される予定です。場所は八幡東区平野1丁目の「ココクル平野」ですが、オンライン参加も可能です。参加費は無料で、途中からの参加も歓迎されています。