TECH PLANTERに参画
2019-09-02 09:00:44
iPLAB StartupsがTECH PLANTERに参加、スタートアップ支援の新たな一歩
iPLAB Startupsが「TECH PLANTER」に参画
株式会社リバネスが運営するシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」に、iPLAB Startupsがプロフェッショナルパートナーとして加わりました。このプログラムは、科学や技術を活用した新たなビジネスを育成することを目的としており、革新的なスタートアップたちを支援しています。これまでに約600チームが参加し、数々の成功事例を生んできました。
iPLAB Startupsは、「技術によって市場を創造し、知財によって産業を育成する」ことを基本理念に掲げ、特許やブランドをシステム的に企業の資産として活用することを支援しています。特に、スタートアップが競争優位を獲得する上で重要となる知的財産の経営管理に注目し、この領域での支援を強化するためにTECH PLANTERへ参画を決定しました。
TECH PLANTERの特徴
このプログラムは、参加企業の持つ「技術の種」が新たなビジネスへと成長するための、さまざまな支援を行います。産学官のネットワークを活かし、大学に埋もれている技術を世に出す手助けをし、社会に帰還するような事業を成長に導くのが目標です。参加企業には、ACSL(自律制御システム研究所)やCLUE、農業情報設計社、エアロネクストなど多くの実績があります。
2019年には、ACSLのドローン事業がシンガポールに展開されることが発表され、リバネスとLeave a Nest Singaporeの連携も注目されています。これにより、国際的なビジネス展開が加速し、スタートアップの成長をさらに促進しています。
iPLAB Startupsの役割
中畑稔氏、特許業務法人iPLAB Startupsの代表パートナーは、「創業期のスタートアップにとって、知財のマネジメントが不可欠です。TECH PLANTERに参加するスタートアップが、知財を第5の経営資源として活用できるよう全力で支援します」と述べています。これにより、参加企業は新しい技術やサービスを展開し、より高い付加価値を社会に届けることができるでしょう。
また、リバネスの丸幸弘グループCEOは、「知財戦略や管理は、ベンチャー企業の成功において重要な要素です。iPLAB Startupsがパートナーとなることで、より多くの技術がビジネス化され、社会のさまざまな課題解決に寄与していきます」と、両者の協力関係の意義に触れています。
今後の展望
iPLAB Startupsは、これまでにないプロダクトやサービスを知的財産の観点から支援するため、特許事務所の枠を超えたプログラムを展開していく考えです。スタートアップたちが持つ可能性を最大限引き出し、社会に新しい価値を提供するための取り組みは、今後ますます注目されるでしょう。
このように、iPLAB Startupsの参画によって「TECH PLANTER」はさらに充実した支援が期待され、新たなビジネスが誕生する場となることが期待されています。知的財産を活かしたスタートアップの育成が進む中、次世代のイノベーションに向けた道筋が開かれつつあります。
会社情報
- 会社名
-
特許業務法人iPLAB Startups
- 住所
- 東京都港区六本木7-3-16六本木インターナショナルアネックス3F
- 電話番号
-
03-6812-9009