岡山大学医学部チームが国際コンテストで決勝進出！健康とウェルビーイングを提案

岡山大学医学部チームが国際コンテストでの躍進

岡山大学医学部保健学科に属する学生チーム「Copain」が、国際労働機関（ILO）主催による「ILOユース・コングレス学生ピッチコンテスト」の決勝に進出したという嬉しい知らせが届きました。このコンテストは、健康と安全に働く権利をテーマにした国際的なイベントで、参加するチームは「職場の健康・安全・ウェルビーイング」についての提案を競います。

コンテストの意義

ILOユース・コングレスでは、学生たちが未来の労働環境をどのようにより良くするかを示すために、独自の提案を行い、それぞれの視点から新しい解決策を提案します。Copainの提案タイトルは「学びで紡ぐ尊厳と健康。民間主導の新たなセーフティネットを世界に」で、特に在日外国人労働者や障がいのある方、精神的な疾患を抱える方々を主な対象としています。これらの人々が直面する社会的な孤立や就労の困難を解消することを目指すこの提案は、多くの関心を集めています。

チームリーダーの想い

このチームのリーダーである森本翔大さん（医学部保健学科・4年）は、SDGsアンバサダーとしての活動やILOの事前研修を通じて、デジタル時代に生きる私たちの間で人と人とのつながりの重要性を学んだと述べています。「多くの労働者が尊重され、エンパワメントされる持続可能性のある未来を実現するために、私たちは全力を尽くします」と力強く語る彼の言葉には、魅力的な未来に対する若き情熱が溢れています。

岡山大学の取り組み

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしながら、このような先進的な取り組みを進めています。大学は国連の持続可能な開発目標（SDGs）を積極的に支援しており、その活動は特に広く知られています。政府からの「ジャパンSDGsアワード」の特別賞を受賞した実績もあり、地域と地球の持続可能な発展に向けた活動には今後も期待が寄せられています。

コンテストの今後

今回のコンテストは、2025年に行われるEXPO 2025 大阪・関西万博に併せて開催される予定で、多くの若者たちがこの舞台に立つことを目指しています。そうした中にあって、岡山大学のチームが優勝を目指してどのような発表を行うのか、期待が高まります。彼らの挑戦を通じて、国際社会における日本の若者たちの声が届けられることでしょう。