Nintendo Switch 2の発売に対するZ世代の反応
株式会社RECCOOの『サークルアップ』が実施した最新の調査によると、2025年6月5日に発売予定のNintendo Switch 2に対するZ世代の意識が浮き彫りになりました。
この調査では、現役大学生300人を対象に意見を募った結果、驚きの結果が得られました。まず、調査に対する回答者の75%がNintendo Switch 2の発売を既に知っていると答えており、当世代の中での注目度の高さを示しています。しかし、同時に72%の人々は「買わない」と回答し、この矛盾も興味深い点です。
所有率と期待度の解析
調査によると、53%のZ世代の大学生が現在Nintendo Switchを所有しています。このことから、多くの人が既にゲーム機を楽しんでいることがわかります。また、Nintendo Switch 2の購入予定に関する意見では、6%が「絶対に買う」と回答し、22%が「多分買う」と答えた一方で、実に47%が「多分買わない」、さらに25%が「絶対に買わない」との意見が聞かれました。
購入しない理由
「買わない」と回答した人の主な理由としては、現在ゲームに費やす時間がない、または既にSwitchを持っているといった意見が挙げられています。一方、「絶対買う」と回答した人たちは、新しいソフトを試したい、高性能と高画質が魅力的、などの理由を挙げていました。これらの意見からは、Z世代の多くが興味を持ちながらも、経済的な理由やライフスタイルの変化に影響されていることが伺えます。
Nintendo Switch 2の価格感覚
Nintendo Switch 2の価格については、63%のZ世代が「高い」と感じているという結果が出ました。基本的に日本版が49,980円で販売されることについて、「給料の半分以上がゲームに消える」といった厳しい意見も見られました。ただし、一部の人々は「外国内市場と比較して適切な価格だ」との意見も持っており、価格に対する見解は意外に分かれています。
期待されるソフトと新機能
興味深いのは、Z世代が一番気にしているソフトが『マリオカートワールド』で、33%の支持を集めています。また、新機能について最も期待されているのは4K機能で、40%がこれを挙げています。このように、Z世代は新しいハードウェアの能力やソフトウェアの質に非常に敏感であることがわかりました。
最終的なまとめ
77%がNintendo Switch 2の発売を「楽しみ」と回答する一方で、自身が購入する意思は28%に留まっています。この結果は、既にSwitchを所有していることや価格の高さが影響していることを示唆しています。また、ゲーム実況や友達との情報交換を通じてNintendo Switch 2を楽しもうとしている姿勢も見受けられます。
サークルアップの概要
今回の調査は、サークルアップが提供するサービスを通じて実施されました。Z世代のリアルな声を反映したこのデータは、大学生の実感を基にしたもの。サークルアップでは、この調査結果を利用したメディア記事の転載等も行っています。詳細については公式サイトをご覧ください。