製造業のデジタル改革を加速するIKETEL、愛媛県プロジェクトに参加

製造業のデジタル改革を加速するIKETEL

株式会社IKETEL（イケテル）は、愛媛県のデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」に採択されたことを発表しました。このプロジェクトは、製造業におけるデジタル技術の導入を促進し、競争力の強化を目指すものです。

プロジェクト背景

昨今、急速に進化する市場環境や社会情勢により、製造業の設計や商品開発の現場は依然としてアナログな手法に依存しているケースが多くあります。そのため、生産性が低く、イノベーションを引き起こすことができないという問題を抱えています。特に、過去のデータを十分に活用できていないことが大きな要因となっています。これを受けて、IKETELは社内外のデータを統合して活用できるAIシステム「ラクション」を導入することで、業務の効率化を図ります。

AIシステム「ラクション」の概要

「ラクション」は、情報の収集、問い合わせ対応、書類作成など設計・商品開発に付随する業務をAIが代替するシステムです。このシステムを利用することで、製造業者はデータに基づく創造的な業務に集中できるようになります。具体的には、開発リードタイムの短縮と市場投下の迅速化を実現し、開発工数やコストの削減、さらには売上機会の最大化を目指します。また、現場でのAIおよびデータ活用に関する教育や実装サポートにも取り組む予定です。

ラクションサービスサイトはこちら

トライアングルエヒメとは

愛媛県が推進する「トライアングルエヒメ」は、デジタルソリューションと関連技術を地域の事業者や自治体に実装し、地域課題の解決を図るプロジェクトです。令和4年度からスタートし、令和7年度からは各産業におけるデジタル技術の実装や人材育成を行います。さらには、全国との連携を強化し、新たな収益源を生み出すことも視野に入れています。

事業詳細はこちら

IKETELの企業理念

IKETELは、製造業における商品開発やAI・システムの開発で豊富な経験を持つメンバーで構成されています。彼らは「100年先も豊かな日本のミライ」を実現するために、製造業のイノベーションに挑戦しています。AIやデータ活用を中心に、システムの開発や提供、現場への教育と実装サポート、情報発信に力を入れております。