賃貸業務の革新
2021-05-27 11:00:09
カクシンクラウドとエポスカードが手を組み賃貸業務を革新
クラウド型賃貸管理システム「カクシンクラウド」が業界に新風を吹き込む
近年、IT技術の進化が多くの業界に変革をもたらしていますが、特に注目すべきは不動産業界です。そんな中、鳥取県米子市に拠点を置く「カクシンクラウド」が、エポスカードと提携し、賃貸業務の効率化を実現しました。この連携により、カクシンクラウドへ送信された賃貸借申込情報が、エポスカードの提供する家賃保証サービス「ROOM iD」に自動的に送信され、審査結果を即座に取得できるようになりました。
このシステムの導入により、従来手書きで行っていた保証委託申込書の入力やFAX送信、結果の電話連絡といった手間が削減され、業務効率が劇的に向上します。さらに、手書きの必要がなくなったことで、入力漏れや誤読のリスクが低下し、申込から審査結果取得までが完全にペーパーレス化されました。これによって、不動産業者は迅速で正確な業務を実行することができるようになります。
カクシンクラウドの誕生と成長
「カクシンクラウド」は、創業50年以上の不動産会社「ウチダレック」が開発したクラウド型賃貸管理システムです。2016年からの経営改革を経て、電子化やペーパーレス化を推進し、生産性の向上を目指しました。この取り組みの結果、同社は不動産業界初となる週休3日制の導入を実現し、営業利益も2.5倍に増加させました。
「お客様との時間を大切にする」という理念を掲げ、カクシンクラウドは業界における業務革新を促進しています。これまでの古い業務スタイルを打破し、より生産性の高い環境を進化させているのです。
関連企業の取り組み
カクシンクラウドの開発を手掛けた株式会社ワークデザインは、同じく北海道・鳥取県に本社を持つウチダレックの関連会社です。この会社は、自社の成功モデルを元に、今後も不動産業界の業務効率化やDX推進に取り組んでいく計画です。地方における人口減少が進む中で、IT導入への意欲が高まっていることもあり、働きやすい環境の整備にも注力しています。
エポスカードとの連携
今回のAPI連携を実現させたエポスカードは、賃貸業務の一環として「ROOM iD」という家賃保証サービスを提供しています。このサービスにより、借り手にとっても賃貸物件の入居がスムーズになり、所有者にとっても入居者のリスクを軽減することが可能になります。
エポスカードとの提携は、カクシンクラウドにとっても重要な一歩であり、今後さらに多くの業務や取引先との連携が見込まれています。これにより、一層の業務効率化が期待されており、業界への影響は計り知れません。
未来の展望
カクシンクラウドの迅速な展開とエポスカードとの連携によって、賃貸業務は大きな変革を迎えようとしています。業務のデジタル化が進むことで、今後の不動産業界はますます利便性の高いものになっていくでしょう。スタッフの負担軽減やお客様へのサービスの向上が実現することで、業界全体の進化にもつながることが期待されます。
このように、カクシンクラウドは不動産業界の革新をリードする存在となりつつあり、今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社ワークデザイン
- 住所
- 米子市新開 6丁目3番9号
- 電話番号
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