ロゴ管理の実態調査から見える企業のガバナンスの課題と解決策
株式会社ロゴラボが行った「企業間におけるブランドデータの利用許諾」に関する調査は、企業のロゴ利用許諾管理の現状と課題を明らかにしました。この調査では、特にロゴの無断利用や不正利用がどの程度存在しているのかが焦点となりました。実に、21%の企業が許諾状況を確かめずに他社のロゴを利用した経験があることが報告されています。これは、いわゆる「ロゴ泥棒」が実際に存在する可能性を示唆しています。
調査によれば、約83%の企業が自社のロゴに関するガイドラインやルールを設けているものの、実際にそれを一元管理できている企業はわずか11%にとどまりました。このことから、企業間でのブランドデータの利用許諾管理において、依然として大きな課題が残されていることが明らかになりました。
調査の背景と目的
現代のビジネスシーンにおいて、知的財産、特にブランド資産の管理は極めて重要です。企業が持つロゴは、ブランドの象徴であり、適切な利用が求められます。しかし、ロゴの無断利用は企業のブランドイメージを損ない、さらに法的なリスクを伴うことがあります。今回の調査は、企業がロゴの利用許諾をどれだけきちんと管理できているかを調べ、どこに問題があるのかを浮き彫りにすることが目的でした。
調査結果の要点
1. 認識と実態の乖離
調査に参加した企業の約80%が、自社ロゴに関するガイドラインを持ちながら、実際にそれを適切に管理できていないという事実が浮かび上がります。特に、自社ロゴの利用許諾状況を一元管理できている企業が11%という低さは、ガバナンスの強化が急務であることを示しています。
2. 無断利用のリスク
企業が他社ロゴの利用許諾を適切に取得せずに使用する事例が多発しています。調査結果では、21%の企業が他社のロゴを無断で利用した経験があることが報告されており、これは「ロゴ泥棒」と呼ばれる行為を助長しています。企業はこのリスクを理解し、迅速に対策を講じる必要があります。
3. 許諾管理の方法
自社のロゴ利用に際し、外部企業に対して事前の許諾を求める企業は約85%存在するものの、その一方で許諾状況を組織全体で把握できている企業はほんの一握りです。また、他社ロゴの利用に関しては、許諾状況の一元管理ができている企業は、なんと10%弱という結果です。
今後の展望と解決策
このような状況を踏まえ、企業間でのロゴ利用許諾を一元的に管理できるシステムの導入が急務です。具体的には、株式会社ロゴラボが提供するブランド許諾管理SaaS「ロゴラボ」を使うことで、企業のブランドデータの許諾管理の効率化を図ることができます。
「ロゴラボ」は、企業間のブランドデータおよび許諾のやりとりを一元化するプラットフォームであり、ガバナンスを強化するための有効な手段となるでしょう。これにより、企業は自身のブランドを守りながら、他社のブランドに対する意識も高めることが期待されます。
まとめ
今回の調査結果から、多くの企業がロゴ利用許諾に関して適切な管理ができていないことが明らかとなりました。ロゴのガバナンス強化は企業のブランド戦略を成功させるための重要な要素です。企業は自社のブランドを守り、同時に他社の権利を尊重する姿勢を持つことが求められています。適切な許諾管理の実現に向けて、組織的な取り組みが不可欠です。